千葉県教職員組合とは?
委員長挨拶
分会からの組合活動を 中央執行委員長 佐藤喜保
2020年度のはじめにあたり、千教組中央執行部を代表して、組合員の皆様に連帯の挨拶を申し上げます。
昨年度は、災害や新型コロナウイルスなど例年にない対応に追われる1年となりました。年度末の「一斉休校」等の措置に対しては、それぞれの分会で知恵を出し合い、子どもたちのために対応をされたことと思います。新年度を迎えたといっても、まだまだ日常を取り戻せていないスタートとなりました。一日も早い収束を願うばかりです。
それでも桜は咲き、春は訪れます。
千教組は今年度、次の3点を重点としてとりくみます。
(1)分会に組合を
隣に、悩み苦しんでいる仲間はいませんか。誰にも相談できずに1人で抱え込んでいる仲間はいませんか。ぜひ声をかけ合いましょう。仲間と語らい合いましょう。分会や地域の仲間で集まりましょう。何でも話し合える、互いに磨き合える、そんな分会をつくっていきましょう。
今年度の重点として、分会会議や組合員の集う場の活性化に努めます。
(2)よりよい生活を
「子どもたちを幸せにするには、周りの大人たちが幸せでなくてはならない」ある学習会での言葉です。私たち教職員とその家族の生活を守ることが子どもたちの幸せにつながります。今年度も引き続き、基本賃金改善、労働条件改善、実効性のある働き方改革等を求めて各種交渉に臨みます。
「すべては議会で決まります」
各級議員との連携をさらに深め、議会に声を届けるとともに、各種選挙では、必勝を期してとりくみます。
(3)多くの仲間を
「数は力」です。1人の声は小さくても、集めることで大きな声となります。多くの仲間を千教組に迎えることが、さまざまな課題解決につながります。今年度もすべての活動を組織拡大として位置づけ、力強くとりくみます。ぜひ分会で新規採用者や講師の方へあたたかい声をかけていきましょう。
「全力よりも協力で」とよく言われます。中央執行部は、これからもすべての運動に全力でとりくみますが、組合員の皆様にも知恵とお力をお借りしたいと思います。
今年度もよろしくお願いいたします。
活動内容