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私たちの想い

書記長あいさつ

千教組だからできること                                               千教組書記長 古川 陽平

 「学校を良くしたい」という想いで、学校現場で働いてきました。立場は違いますが、その想いは今も変わりません。
 では、「良い学校」とはどんな学校だと考えますか? 私は「明日も行きたい、働きたいと思える学校」であると考えます。まずは教職員がそう思える学校ならば、子どもたちも保護者も行きたい・行かせたいと思うのではないでしょうか?千葉県すべての学校で、日本すべての学校で、また、すべての子どもたちが、保護者が、教職員がそう思える状況になることを夢見ています。
 それでは今の学校現場の状況はどうでしょうか?そう思える学校になっているでしょうか?働き方改革、業務削減は思うように進んでいないのが現状です。人材確保も大きな課題です。大学生の教員志望者が減り、現場には人がいない状況を作り出し、労働環境は改善しない。今はまさに悪循環です。
 どうすればこの状況を変えることができるでしょうか?労働環境の改善は待ったなしの状況です。まずは実効性のある制度改革が必要です。私たち千教組は日教組と連携し、国・県に対しこれからも要求を強めます。
 では、人材確保のために私たちに出来ることはないでしょうか?教育実習生、たまごプロジェクト研修生に「学校で働きたい!」と思ってもらえるように、働く姿を見せることができているでしょうか?定年延長を希望される教職員が働きたいと思える職場になっているでしょうか?
 学校を良くすることができる主体者は現場にいる我々教職員です。私たちが生き生きと働く姿を見せることが大切であると考えます。
 大変な状況ではありますが、対話することで様々なアイディアが生まれることもあります。気持ちが和らぐこともあります。
 みんなでより良い学校の夢に想いを馳せ、語り合い、実現にむけての原動力としましょう!目には見えませんが、「想い」には力があると信じています。一人ひとりの「想い」が状況を変える力を持っています。私たちにはその力があります。

全ての教育関係機関は「学校を良くしたい」という共通の想いを持っています。
 「想い」を形にするために、今こそ行政、学校現場、大学等の関係機関が連携し、学校現場での好循環を作り出しましょう。 
その連携を作り出せるのは、千葉県教職員組合だけです。
 みなさんの力を貸して下さい。みんなの組合です。みんなで顔を上げ、前を向き、夢を一緒に語りましょう。


専門部長の想い

安心・笑顔                      千教組女性部長 阿部 典子

 世間では、コロナ前の対応に戻ってきた感覚があります。コロナ感染症対策の間に見えたものは、困っている方が、孤立するような場面です。弱い立場の方や子どもの貧困などの問題もよく聞く話題でした。見渡すとまだまだいろいろと考えなくてはいけないことは身近にあるのだと思います。
 私たち教職員には仲間同士カバーするために組合があります。権利を安心して行使できるよう、環境を少しでも整えられるよう前に進みたいと思います。

思いをつなぐ青年部活動に               千教組青年部長 宇都木結友

 昨年度、感染症が5類に引き下げられたことにより、活動の幅が広くなりました。しかし、働き方改革などが叫ばれている今、以前のような活動を完全に戻し、理解されることは難しい状況だと思います。そんな組合活動を持続可能にするためには、やり方を変えつつも、歴代の先輩方の思いを大切にし、次世代へつなぐことが必要だと思います。思いが伝わり、みなさんにとって意義のある充実した活動となるよう精一杯努めていきます。一年間よろしくお願いいたします。

仲間づくりをとおして                千教組事務職員部長 太田 智也

 部長2年目になります。 私たち事務職員は、学校では少数職種ですので仲間づくり、横のつながりがとても大事です。
 そのため、今年度も仲間づくりを中心に、楽しく学べて、ためになる行事を開催します。
 8月の学習会、10月の印旛支部での組織拡大学習会を対面で行い、全国集会や関東集会についても皆様と交流し、学び合いの場にできるよう、多くの参加をお待ちしています。
 今年度もご理解・ご協力をお願いいたします。

笑顔で子どもたちに寄り添うために          千教組養護教員部長 大木 静子

 児童生徒全校が集まっての行事が戻ってきました。日常のありがたさと関わりの大切さを実感した4年間でした。コロナ禍による子どもの心身の健康問題は大きく、落ち着いた今だからこそ見える課題や立ち向かわなければならない問題が山積しています。
 複数配置基準の引き下げや保健室をサポートするスタッフの配置は急務です。子どもたちに寄り添う私たち養護教員が心身共に健康で、そして笑顔で過ごせるよう、仲間の声を聞き、要求実現をめざします。

チーム栄養                    千教組栄養教職員部長 大口 ちぐさ

 給食は、子どもたちを笑顔にする力、よりよく生きるための大切な食事の学び、さまざまな教科とのつながり、地域の活性化等、私たちの専門性を生かすことで無限に広がる可能性を秘めています。けれども現状は、調理場の統廃合や定数減等、たくさんの問題が私たちに重くのしかかっています。
 栄養教職員部は、今年度も職種を越えて仲間とつながる活動を展開し、職務への理解と処遇改善を求めていきます。一人ひとりの想いと笑顔を大切に、みんなで進んでいきましょう。
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