私たちの想い
子どもの笑顔は教職員の笑顔から
未来にむけて、今私たちができること 千教組書記長 櫻井伸行
「学校は楽しいところ、やりがいのある職業」と、子ども、未来の教職員に胸を張って言えるように、今私たちがそれを実感できるよう、全組合員でとりくんでいきます。
①教研・学校教育改革運動で私たちの力を高める
昨年度、私たちは、感染症と向き合いながら、子どもの充実した学習・生活について改めて見直しました。行事や教育課程、学校環境など、今までにない新しい発想・アイディアを出し合い、学校独自の活動を展開しました。県教研は、このような各学校で創造したとりくみ(学校教育改革運動)、子どもを中心に据えた個々・分会の研究実践の交流の場として、今年度、オンラインで実施します。また、組合員のニーズにあったセミナーを自宅でも参加できるよう開設します。
ICT教育が急速にすすんでいます。課題と利点は、実際に体験しないとわかりません。対面の大切さを確認することも必要です。これからの社会の対応、多様な子どもへの教育の充実にむけて、引き出しを増やしていく必要があります。まず私たちが新しいことにチャレンジし、吸収し、活用力をつけていきましょう。若年層が増えている今、組織で個々を高め合える環境を構築していきます。自負、自信をもって子どもと向き合えるよう、みんなで磨き合いましょう。
②教育環境の充実にむけて
今年度、35人以下学級が小2までとなりました。2025年度まで小3から小6も段階的に35人以下学級となります。千葉県は、国に先駆けて、小中の少人数学級を弾力的に行っています。専科教員、少人数指導教員等の加配、養護教諭・事務職員・栄養教職員の配置基準の改善など、子ども一人ひとりにゆとりをもって支援できるよう継続して強く求めていきます。さらに、子どもの安全・業務の効率化にむけた施設の充実、感染症対策、ICT環境整備と研修体制、専門スタッフの増員など、各市町村の課題が解消されるよう、各支部と連携して要望していきます。現場の切実な声をまとめ、日政連・推薦議員、子ども支援千葉県連絡会、連合と協力して、交渉・議会反映、署名運動等にとりくんでいきます。
③安心して働けるために
感染症拡大による民間企業の情勢、国・県の財政は厳しく、教職員の賃金に影響する可能性があります。働き方改革は、改善された実感が低い現状が続いています。定年延長の今後の方向性、再任用、若年層の処遇改善、臨時的任用職員の不足など、課題が山積しています。だからこそ、千教組運動が必要です。やりがい、安心、魅力ある職業であると胸を張れる職場環境・処遇にむけて行動します。その起点となるのが分会、組合員の声です。いつでも相談できる場を分会、支部、本部で設定します。制度が議会で決定されることを意識し、政治に関心をもち、全員が投票にいきましょう。
④千教組組合員でよかったと実感できるように
本部・支部は、組合員が活動と成果を実感できるように、様々な発信をしていきます。そこには、組合員一人ひとりの行動が必要です。忙しい中でも情宣を一読、㏋の閲覧、SNS等の登録をし、情報を集める意識を高めましょう。千教組のよさは、学校を超えて、人脈を広げられることです。組合員の悩みが解決にむかうよう多方面から組織的にとりくみます。教職員にとって一番身近な職員室で相談がしあえる、笑顔で支えあえる環境・雰囲気をみんなで作っていきましょう。
私たちのとりくみには、一つひとつ意図があり、思いがあります。その時には、負担と感じる活動も、終えた後、力になったり、学校が改善されるきっかけになったりするものばかりです。皆さんと活動の意義を共有し、一人ひとりが加入してよかったと思えるよう、組合員みんなで組合活動を盛り上げていきましょう。
千教組のよさ・大切さを知らない同僚がいたら、ご自身の体験を語ってください。一緒に働いている仲間からの声が一番響くと思います。そのためにも、私たちが必要だと思える強い組織にしていきましょう。
私たちの一つひとつの行動が今を変え、笑顔となり未来につながります。一年間どうぞよろしくお願いします。
専門部長の想い
明るい職場・ゆたかな生活・生き生きと輝いて働こう 千教組女性部長 近藤祐子
明るい未来へ GO!! 千教組青年部長 坂井 啓佑
今年度の千教組青年部の活動テーマは「ふみ出そう、新たな一歩 明るい未来へGO!!」です。感染症の影響で、さまざまな活動ができなかった昨年度。そのような中でも、オンラインという新たな方法を見出すことができました。今年度は、今までの経験をもとに新たな一歩をふみ出し、新しい千教組青年部の形をつくっていきたいと思います。
みなさんのもとへ、直接でも、オンラインでもGO!!できる日を楽しみにしています。
みんなの明るい未来のために、ともにがんばりましょう。