わかる授業 楽しい学校
http://www.chikyoso.jp/
2024-02-23T07:56:40+09:00
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2017-07-05T00:00:00+09:00
342:多面的・多角的に考えを引き出す道徳の授業の工夫
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=607#block250-607
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<div> 本校では、道徳の研究を行っており、児童の道徳的実践力の育成をめざしています。そこで、私が実践した授業の工夫について紹介します。<br />
①資料は事前に読んでおき、さらに内容を思い出せるように、登場人物や言動等を相関図として作成し掲示する。<br />
②主人公の言動に賛成か反対かを「心のものさし」に示すことで、自分の意見を伝え、友達の意見も把握できるようにする。<br />
③2~3名のグループ毎に役割演技を行い、その後全体でも行う。<br />
以上の3点を意識してとりくんだことで、普段は消極的な児童が積極的に発表をしたり、児童同士で活発な意見交換をしたりする姿が多く見られました。さらに、授業後にも登場人物の言動について話し合ったり、担任に自分の意見を直接伝えに来たりする児童もいて、道徳の授業の楽しさを強く感じることができました。<br />
これからも引き続き、道徳の授業実践の研究をすすめていきたいと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
341:言語活動を意識した、全校体制による教育実践
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=606#block250-606
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<div> 本校は、昨年度より話を「聞き逃す」や「勘違いする」ことに起因するトラブルが続きました。松戸市では独自教科「言語活用科」を設け、市内全校でコミュニケーション能力の向上をはかっています。これを活かし、今年度より教科学習や日常生活のなかで「書く」ことや「話し合う」場面を積極的に取り入れ、自分を見つめ、表現する力を伸ばすことに重点をおいています。<br />
言語活動がもたらす教育的効果を、教職員が意識することが肝心です。具体的には、音楽科の授業で「合唱」や「日本の伝統音楽」に関する発問を工夫し、指示を短くするなどテンポよく展開したことで、生徒の集中力を高め、前向きな言葉を多く引き出すことができました。また、授業後の振り返りの時間を確保したことで、当初は短文だった感想も、次第に枠内を全部書き尽くす生徒が増えてました。<br />
学校生活の、すべての授業、すべての場面において、全職員が共通理解をもってとりくんでいます。私たちが一枚岩となって立ちむかっていくことが、生徒の健全な成長に直結するものだと信じています。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
340:小学校古典入門における古典学習の実践~読書活動を通して古典に親しむ~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=605#block250-605
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<div> 「浦島太郎も御伽草子ではずいぶん違うね!」<br />
教室では児童達が楽しそうに意見を交換しています。5年生国語科の「古典を楽しもう」の一場面です。<br />
小学校における入門期の古典学習では、親しむことが大きな目的の1つとなっています。しかし、よく行われている音読中心の古典学習では本当の意味で親しんだことにはなりません。本当に古典に親しむには、読書活動はかかせません。<br />
そこで、今に伝わっている話と、基となった話を読み比べて違いを見つける学習を行いました。<br />
まず、「かぐや姫」と角川ソフィア文庫のビギナーズクラシックス「竹取物語」を読み比べて、違いを見つけました。児童はかぐや姫や竹取の翁の性格や、物語の結末など、様々な違いに気付き、他の話でも違いがあるのか興味を持ち出しました。そこで、「御伽草子」「古事記」なども同じ様に読み比べ、「本当は〇〇だった浦島太郎」などとして解説本にまとめました。<br />
単元後も、教室に置いておいた「伊勢物語」「雨月物語」「平家物語」「今昔物語集」「太平記」「南総里見八犬伝」などを熱心に読み、友達と交流するなど、日常的に古典に親しむ姿が見られました。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
339:明るい未来が感じられる健康教育をめざし
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=604#block250-604
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<div><strong>て~グループワークを取り入れた保健学習~</strong></div>
<div> </div>
<div> 中学1年生の保健学習(保健体育の保健分野)で、心の健康について学ぶ単元があります。思春期の中学生は、ネガティブ思考になりがちで自己肯定感も低くなる生徒が多く見られます。<br />
そこで、「自分らしさについて、自分のよいところから探してみよう」を本時の課題として授業を行いました。グループワークを取り入れ、友だちのよいところを探し発表していきます。自分とは違った捉え方で見られていることに気付いたり、自分にもよいところがあると肯定的に捉えたりすることができました。また、グループ内で役割分担し、発表者と当事者以外の生徒は賛同係として、よいところの発表を聞いた後に「わかる」「私もそう思う」と合いの手を入れるようにしました。賛同してもらえることで、自分のよいところが強調され、照れくさくて嬉しそうな生徒の表情をたくさん見ることができました。<br />
健康教育は、生徒にとって、明るい未来が感じられるものにしたいと考えています。保健学習でも、明るい雰囲気で、授業後に「また保健の授業で学びたい」と思えるような授業をめざしてとりくんでいきます。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
338:確かな学力を持ち、よりよく生きようとする、
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=603#block250-603
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<div><strong>健康で心豊かな生徒の育成~学び合い学習を通して~</strong></div>
<div> </div>
<div> 本校では、「わかる授業の実践」として、授業の中で話し合う場面や教え合う場面を多く取り入れ、学び合い学習を行っています。他の生徒の考えを知ることで自分の考えをさら深め、他の生徒に教えることで学習内容をより確かなものにしようととりくんでいます。<br />
公民的分野の政治に関する授業の導入で、「だれを市長に選ぶべき?」という学習課題に学び合い学習を取り入れました。空き地になった土地をどのように生かすか、A~Dの立候補者がそれぞれの土地利用案の提案資料を読み、どの候補者に投票するかをワークシートに記入し、考えの同じグループで集まり、その案の利点や問題点について協議し、意見を模造紙にまとめ発表を行いました。<br />
今までは、利点を考えるだけでしたが、今回はその選んだ案の問題点を出し、それを解決するために、どのような対策を講じたらよいかをグループで話し合いました。自分が考えた以外の意見に耳を傾け、深めていくことこそ学び合い学習といえるのではないかと考えます。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
337:だれもが夢中になるボール運動の在り方
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=602#block250-602
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<div> ネット型のボール運動は、チームの連係による意図的な攻防を楽しめる学習です。しかし、技能や役割行動の理解の難しさから、本来の楽しさを味わえない児童も多い学習でもあります。そこで、学習過程を工夫し、だれもがチームプレーの楽しさを味わえるネット型の授業を構築したいと考えました。<br />
まず、「このポジションではこう動く」という役割がわかり、主体的にゲームにとりくめれば、どの児童も楽しく学習ができると考えました。そこで、毎時間のめあてを段階的に設定し、タスクゲームを通して攻防に必要な役割や技能を身につけられるようにしました。めあてを段階的にしたことで、どの児童も動き方がわかり、主体的にゲームにとりくめるようになりました。さらに、役割を理解したことで、連係プレーが容易にできるようになり、意図的な攻防を楽しめるようになっていきました。<br />
また、動作を簡単な音や言葉で表す「動きの言語化」をとり入れることで、運動が苦手な児童も動きをイメージできるようにしました。加えて、円陣などの非言語コミュニケーションや教え合いの場を設定したことで、認め合う言動が増え、肯定的な運動環境になっていきました。<br />
今後もだれもが楽しめる体育科学習を目指していきたいです。 </div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
336:読む楽しさを学び合いで育む
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=601#block250-601
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<div> 児童が読む楽しさを味わうためには、いくつかの手立てが必要です。想像しながら読むことや音読することもそのひとつです。そこで、児童が読む楽しさを味わい、表現力が高まる学習をめざして、4年生で落語を題材にした授業を行いました。落語は話芸ですが、音読台本をもとに想像を広げようと考えました。<br />
最初に映像教材を視聴することで、落語特有の会話ですすむ展開のおもしろさや、間の取り方等のイメージを共有しました。学習のゴールを明確に示すことができ、児童が見通しをもって学習することができました。<br />
音読練習は、児童の学び合いで行いました。同じ場面を選んだ班で、互いの読みの工夫に注目して聞き合い、そのよさを自分の台本に書き加えて取り入れます。各所から歓声が上がり、読みの工夫を交流する姿が見られました。<br />
学習の見通しをもつことは、児童の主体的な学びを引き出します。「そのためにどうするか」といった思考や工夫も生まれます。そんな子どもたちが主体的に学び合うことで、想像力はより広がり、表現力もぐんぐん育っていきます。最後の発表会も大いに盛り上がりました。<br />
今後も、読むことを楽しみ、表現力豊かな児童を育てていこうと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
335:子どもたちの一歩を暮らしにつなぐ~ことばの教室の学習発表会~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=600#block250-600
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<div> ことばの教室は、ことばに関する課題を個別に学習する場です。個々の課題とは発音の誤り、吃音、言語発達などです。その個別の学習を毎年「ことばの教室の学習発表会」で発表し合っています。<br />
この発表会には、子どもの思いや願いがつまっています。吃音がある子は、自分の吃音と向き合って作った「吃音カルタ」、作文、詩、替え歌を発表しました。それぞれの子が、ことばの教室で学んでいる自分を肯定して自信につなげています。その中の1人を紹介します。<br />
5年生のAさんは自分の吃音と向き合いコブクロの「風見鶏」を替え歌にして歌いました。<br />
Aさんは、他県に転校することになっており、吃音と向き合い、自分らしさを見つけ、新しい場所でもがんばろうとしていました。伴奏に合わせて一生懸命に歌う姿に、皆が感動しました。Aさんは音読で、どもって悔しくて泣いたり、悩んだりしてきました。今は「真っ直ぐ、どもりと向き合い生きていきたい」という歌詞を書き、子どもでも自分と向き合い、生きる強さをもつことができると、私たちに教えてくれたのです。<br />
どの発表にも思いや考えが詰まっています。発表が一歩となり、在籍する学級でも自分らしく過ごせるようになる子も多くいます。個々の学習はもちろん、学習発表会の位置づけも大切にしていきたいと思います。そして、ことばの教室の中だけでなく学級や家庭、地域などでも、子どもたちが自分らしく生き生きと過ごせるように見守っていきたいです。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
334:思考力・表現力を育てる理科学習~主体的・協働的な学びを生かして~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=599#block250-599
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<div> 主体的・協働的な学びを通して、思考力・表現力を育てることが求められています。これを受け、5年生理科「ものの溶け方」において以下のように実践を行いました。<br />
① 気づきを生かした課題設定<br />
導入時に子どもたちは、食塩や食紅が水に溶ける様子を肉眼や顕微鏡で観察させました。見えていたものが段々と見えなくなる「溶ける現象」の不思 議さを感じ取ることができました。そこで生まれた疑問や気づきを大切にし、課題を設定しました。<br />
② イメージ図をもとにした話し合い<br />
子どもたちは実験で見た現象をイメージ図で表現し、それをもとに話し合いをしました。イメージ図にすることで目に見えない水の中の現象が視覚的に とらえやすくなり、考えを伝え合い、深め合う活動が活発になりました。<br />
③ 理科日記(ふりかえり)<br />
学び方や学習したことを振り返る時間を設けました振り返ることで、学んだことを確認したり、新たな疑問を持ったりすることができました。<br />
この実践を通して主体的・協働的に学ぶ中で思考を深めることができました。 </div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
333:道徳の授業で感じた思いを大切に
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=598#block250-598
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<div> 道徳の授業で感じた思いを深めることができるように、道徳の時間に話し合ったことを家庭でも話題にしていただき、そのことについて学級で紹介をしてもらっています。「アンパンマン誕生!」(日本標準・二年生)の授業では、「本当の正義とは何か?」について話し合いました。翌日、家庭で正義について話し合った子どもが、「家の人に、人を守ることが正義だと教えてもらったけど、じゃあ、どうやって人を守ったらいいのかということを話していたら、話が終わらなくなりました。」と、教えてくれました。<br />
読み聞かせの時間には、「あんぱんまん」(やなせたかし作・絵 フレーベル館)の紹介をし、子どもたちの知っている、今のアンパンマンとの違いなどから、当初、やなせさんがアンパンマンに込めた思いについて、もう一度考えてみました。一人ひとりがアンパンマンのように、人のためにできることは何かを考え、感想を書いた中に、「困っている人の心のもやもやに光をあげる人になりたい。」「悲しんでいる人を助けてあげたい。」という声がありました。人から人へ受け継がれる思いを大切に、子どもたちの心に残る道徳の授業づくりを目指していきたいです。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
332:より良い学級の雰囲気作り ~百人一首をとおして~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=597#block250-597
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<div> 百人一首は、「ルールを守るようになる」「友達と仲良くなる」など、学級経営上とても有効な手段だと感じ、以下のようにとりくみました。<br />
導入ではゲームをメインで行いました。ルールは遊びながら一つずつ指導していきます。例えば、「スタート時の姿勢は手を膝に置く」や「取ったとき手が下にある人が勝ち」などです。上の句を詠み始めると一気にスイッチが入り、教室に静けさが漂います。児童は楽しく活動しながらも「ルール」を守る大切さを学んでいきます。友だちと関わる場面も多く自然と会話が生まれ、皆に笑顔が溢れます。慣れてきたところで更に盛り上がるようにリーグ戦を始め、毎回入れ替え戦も行いました。<br />
自主的に覚えようと練習してくる児童が出てきました。その児童を称賛していると、覚えようとする児童が次第に増え、音読の力を伸ばした子もいました。家族で百人一首の実践が話題に挙がった児童もおり、「これは恋の句だよ」という発言を取り上げ、意味の詠み取りにもつなげました。<br />
百人一首の実践をとおし、学級の雰囲気がとてもよくなりました。今後も仲の良い学級をめざして、百人一首にチャレンジしていこうと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
331:問題に気付き、自ら考え、実感を伴った理解をはかる理科学習
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=596#block250-596
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<div> 子どもたちは理科が大好きです。それは目の前の事象に対して様々な発見があるからです。その発見は一人でもできますが、友だちと考えを比べたり話し合ったりすることで深まりや広がりを見せます。<br />
そのために授業で意識していることが二つあります。<br />
一つ目は題材提示です。例えば、三年生の磁石の授業では、まず鉄の釘とステンレスの釘を用意しました。子どもたちは色も形も同じなのに磁石に引き付けられる物と引き付けられない物があることに驚き、材質に違いがあるのではないかと仮説を立てました。<br />
二つ目は、子どもたち同士の話し合いの場の工夫です。身の回りにあるもので磁石に引き付けられる物と引き付けられない物を調べ、付箋紙に書きます。それを小黒板に貼り、分類する活動をグループで行いました。それを基にクラス全員で話し合いました。児童は話し合いの中から磁石に引き付けられる物は「鉄」であり、その他の物は引き付けられないという結論を導くことができました。<br />
友だちの実験結果との比較、他のグループとの比較を通して児童の科学的な見方が形成されたと思います。これからも授業研究を通して、意見の交流を楽しめる児童の育成をめざしていきたいと思います。 </div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
330:平和を愛する子どもたちのために・・・今、私たちにできること
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=595#block250-595
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<div> 平和について真剣に考える機会として、本校六年生では様々なとりくみを行っています。<br />
①「被爆体験者講話」の実施と原爆写真展の開催。<br />
②社会科の授業で討論会を行い、平和への関心を高め、戦争について理解を深める。<br />
③戦争について子どもたち一人ひとりが課題をもち調べ、五年生に伝える。<br />
被爆者のお話には、「戦争は二度としてはいけない」という熱い思いが込められ、子どもたちは真剣に講話を聴きました。社会科の授業では、平和をテーマにした討論会を行い、自分の思いを語り、友だちの思いを知りました。「戦争の真実をもっと知りたい」と考え、総合的な学習の時間を通し、歴史的事実からそれぞれが課題を見つけ追究していきました。まだ歴史学習をしていない五年生に「平和への思い」を伝えることを目標に一生懸命にとりくみ、発表会では、過去の戦争という事実について熱心に伝えあう姿が見られ、とても有意義な時間となりました。<br />
戦後七十年を過ぎ、戦争を語れる方々は少なくなっています。子どもたちに平和を伝える教職員の役割が大きくなっていると感じる今日この頃です。 </div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
329:「正しい視点」を示すことで事象や事物への関心を高める理科の学習
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=594#block250-594
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<div> どっちに飛んでいる?<br />
一九八六年に接近したハレー彗星、どちらに飛んでいますか?この質問に対して、多くの子どもたちは、「左」と答えるでしょう。尾を根拠にして、残像効果の経験や漫画の表現方法などから判断します。しかし、飛行方向は「左」ではありません。正解は、「この写真だけでは判断ができない」です。<br />
「正しい視点」を示すとは<br />
つまり、「彗星の尾」の正体を知らないと答は出ません。尾の正体は、「太陽のプラズマ風による彗星本体の粉砕物の輝き」で、写真からわかることは「太陽が左側にある」ということだけです。正しい視点を示すことで勘違いや誤解に気づき、「はっ」とした瞬間に大いに関心が高まります。そして、探究意欲が高まり、疑問点の解決へつながっていきます。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
328:社会科の好きな子どもたちを増やすための工夫
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=593#block250-593
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<div><strong>~イメージの変換と環境作りをとおして~</strong></div>
<div> </div>
<div> 社会科の好きな子どもたちを増やすため、子どもたちに新しいことを発見する楽しさと、教室の中で社会科といつも触れ合える楽しさを実感できる活動をおこなっています。<br />
子どもたちは様々な事柄に対して自分なりのイメージを持っています。例えば「武士」のイメージです。「戦国武将」、「戦い」、「刀」などかっこいいを連想するものが多い傾向にあります。そこで、模造刀を教室に持ち込みます。最初は興奮した様子を見ることができますが、鞘から刃を出したとたん、表情が変わります。「かっこいい」のイメージが「怖い」に変わった瞬間です。イメージが変わるということは新しい発見をするということでもあります。<br />
次に教室の環境作りです。社会科に関する学習漫画や本を用意し、常に子どもたちが自由に読むことができるようにしています。また、実物やレプリカを掲示することでいつでも見たり、触れたりできるようにしています。これらの活動をとおして、新たな視点で事象を捉えられるようになり、知識も増え、自然と社会科に関する話題が増えてきました。<br />
今後も、イメージの変換や環境作りを大切にし、社会科の好きな子どもたちを増やせるように努めていきたいと思います。 </div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
327:付けたい力を明確にした国語の授業づくりを
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=592#block250-592
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<div> 国語の授業づくりでは「何をどう教えるのかよく分からない。」という声を聞きます。「わかる」「楽しい」授業のためには、「何をどう教えるか」が大切です。<br />
国語も他教科と同様にねらいがあります。単元で付けたい力を明確にし、その力を付けるのに適した言語活動を設定することで、児童は活動を通して力を付けていきます。<br />
物語の単元で、中心人物の心情の変化と優れた表現をつかむことをねらいとし、それらを項目としたリーフレットを作る言語活動を設定しました。まず担任が既習の物語文で作成した見本のリーフレットを提示します。児童は見本を分析して書き方をつかむと、教材を繰り返し読み、心情の変化や情景描写を探して読むことができました。最初は不安だった児童も、「書き方が分かったら簡単だ。」「楽しい。」と、熱心に取り組みました。<br />
付けたい力により本の帯や解説書、音読劇など様々な言語活動が考えられます。活動に合わせた見本を作ることは教材研究になります。児童は見本から単元のゴールをイメージし、相手と目的をはっきりさせて学習を進められます。<br />
いずれも付けたい力を明確にし、相応しい言語活動を設定して授業をつくることが大切だと考えます。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
326:楽しく遊びながら、ことばの習熟をはかる授業の工夫~かるた作りを通して~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=591#block250-591
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<div> 私が常に心がけていることは、児童にとって楽しく、わかりやすい授業づくりをすることです。そのために、大切にしていることは、次の三点です。<br />
①児童の実態をきちんと把握すること。<br />
②どのような力を付けさせたいのかを明確にすること。<br />
③どのような学習活動が効果的なのかを考えること。 これらをもとにして、授業を組み立てていきます。<br />
今年度は、小学校一年生を対象に、平仮名かるた作りを行いました。必ず一人一枚は読み札と絵札を作りました。クラス全員で完成したかるたの枚数は、八十枚でした。かるた作りを通してだけでなく、出来上がったかるたを活用し、全員で楽しく遊びながら平仮名の習熟を図っています。最近では、休み時間に児童だけで、かるた遊びをしている姿も見られます。平仮名を読んだり、書いたりすることが苦手だった児童が、遊びを通し、繰り返し行うなかで、自然と平仮名の習熟を身に付けることが出来るようになってきました。 今後もさらに、より良い学習材の開発や単元づくりに努めていきたいと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
325:美術でのわかる授業をめざして
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=590#block250-590
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<div> 美術科では表現および鑑賞活動を通して、正解のない「自分の考え・思い・感じたこと」などといった、自分の中にある答えを求めていくという特性があります。 どの生徒にも自信をもって取り組めるように、生徒一人一人の思いや考えを尊重し、自己実現できるようにと以下の5つの手立てや工夫を実践してきました。 一つ目は、生徒一人一人の思いや考えに合わせた支援や声かけを行うことを心がけています。 二つ目は、美術では「正解」はなく、自分の中に答えが存在するということを繰り返し伝えています。 三つ目は友人との関わりを多く持つようにし、新しい視点や考え方、価値観に気づかせるとともに、お互いに成長するようにしています。 四つ目は、授業の組み立てやワークシートの工夫により、小さいステップを踏ませながら考えるプロセスを教え、自分で思考する力を育てるようにしています。 五つ目は、考えるきっかけとして「オノマトペ」を活用させています。 そして、一番に大事にしていることは生徒一人一人の考えや思いを大事にし、認めることだと考えています。すべての生徒が「感じる力」「表現する力」を培うことを目指して。 </div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
324:よりよい進路指導をめざして
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=589#block250-589
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<div> 新規採用職員の増加に伴い、職場環境はますます若返り、活発な空気があります。一方で、指導の力量不足やノウハウの引き継ぎなど、組織全体として指導力の維持が課題となっています。今年度本分会では若手とベテラン教員との積極的な交流をとおして、とりくみの共通理解を図り、一丸となって指導にあたる体制づくりを目指しています。 進路指導が初めてという三学年担任は、毎年三~四割を占めます(二〇一三年度以降)。そこで、年間計画をもとに進路指導の流れや、生徒や保護者との関わり方など共通理解を図りました。また、進路保護者会資料の読み合わせや、夏の三者面談の進め方について、話し合う内容を共通理解しました。言う・言わないといった職員間の差をなくし、担任個々の見解でバラバラに進む話し合いではなく、同一歩調で指導する体制づくりが課題です。今後は、とりまとめや点検作業時に若手とベテランを組み合わせ、着眼点や注意点などを引き継ぐ工夫をしていきます。 今後は五~十年目となる層が学校現場の中堅所を担うことになるでしょう。個々の指導力向上のみならず、分会が一枚岩となって立ち向かう時代に向けて、より一層の体制づくりを心がけたいです。 </div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
323:自分の考えを持てるようにするために
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=588#block250-588
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<div> 「線分図で考えると大きさがわかりやすいです。」「関係図に表すと式が立てやすくなります。」<br />
これらは、児童にとって難しい学習である「割合」の単元での児童の発言です。立式する場面で、児童は「定員の70%」や「定員の1.6倍」といった「基準量の何倍」に着目し、関係図に表しました。そして、関係図から立式へとつなげることが少しずつできるようになりました。しかし、自力解決や比較検討の場面での支援が必要な児童はいます。そこで、ヒントコーナーを設置したり、ペアでの学習の場を設定したりして、全員が自分なりの考えをノートへ記述できたかを確認してから全体での比較検討を行うようにしました。 じっくりと考える時間を保証したり、つまずいている児童の様子を見て支援をしたりすることは算数の学習に限らず大切だと考えます。今後も児童が安心して学習に臨むことができる環境を整え、既習事項の積み上げを丁寧に行いたいと考えます。 </div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
322:筋道を立てて考え、
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=587#block250-587
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<div><strong>表現する能力を育てる学習指導の在り方~ICTを活用した算数授業を通して~ </strong></div>
<div> </div>
<div> 近年の各種調査で子どもの学力向上に効果があることが明らかになっているICT。本校では課題解決の見通しを持ち、筋道を立てて考えたり、表現したりする力を高めるために活用しています。<br />
①補助教具としての活用<br />
ICTは授業の目標を達成させるための手段として活用し、問題把握や図形領域などの場面で視覚的に捉えさせたい時にピンポイント的に使用しました。その結果、課題を明確につかみ、自分なりの考えを持つことができる子が増えました。<br />
②比較検討場面の工夫<br />
全体での比較検討に向けて十分な時間を確保するために、自力解決の際、担任が机間指導しながら取り上げたい考えをタブレット等でノート をその場で撮影しました。その後、発表者は電子黒板に拡大表示されたノートを指し示しながら、式と図を結び付けて発表しました。聞き手は発表者と電子黒板を注視し、メモを取りながら相違点を見出そうとしていました。<br />
これらICTの活用によって子どもが授業に集中し、意欲が高まった結果、学習内容の定着がはかられました。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
321:意欲的に運動にとりくむ児童の育成~教材づくり・教具の工夫を通して~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=586#block250-586
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<div> 今日、子どもたちがスポーツの楽しさを真に味わっていける良質の体育授業が求められています。<br />
私が授業づくりの中で心がけているのは、運動の苦手な児童が「やってみたい。」と思ったり、「できるようになった。」と実感したりして、その運動を好きになることです。<br />
こうした授業を意図的・計画的に生み出そうと考えるとき、「教材づくり」が極めて重要で、指導者が「何のために、何を、何で、どのように教えるか」 についてイメージを明確にすることが大切です。<br />
そこで、単元の全時間、五分程度のサーキット運動を行い、様々な動きを経験させる中で、その運動に必要な基礎感覚づくりの時間をとっています。<br />
この時に大切にしていることは、①誰でもできる②楽しくできる③自然と必要な力がつくように教具の工夫をすることです。<br />
ハードル走を例にすると、ぶつかっても痛くない素材の教具を使えば、思い切り踏み切る力を高めることができます。また、段ボールを半分に切った教具を使えば、恐怖心なく前方向へ、片足踏み切りをしながら、インターバルでリズムよく走る感覚を身に付けることもできます。<br />
よりよい授業を展開するため、児童が意欲的に運動にとりくむ仕掛けをこれからも追究していきます。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
320:思考力・判断力・表現力を育成する算数学習
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=585#block250-585
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<div> 思考力・判断力・表現力を育成するため、第2学年「はこの形」の単元で、はこ作りの実践を行いました。<br />
まず、学習活動の目的を明確にするため、導入部分では、図画工作で児童が作成した粘土のケーキを入れるための箱を作るという課題を設定しました。すると、「お店で箱に入れてくれる!」「早く作りたい!」などの声が上がり、意欲が高まったことがわかりました。<br />
次に、箱を作る段階では、様々な大きさのカラー工作用紙を使用し、児童が色を選択して箱を組み立てられるようにしました。この時に、うまく組み立てられない大きさの工作用紙も混ぜておきました。すると児童は、「高さが合わないからできない・・・」など、自然と箱の構成要素に注目し、箱ができる組み合わせはどれなのか考えながら活動するなど、児童が、思考・判断をして箱づくりにとりくんでいる様子がうかがえました。<br />
また、カラー工作用紙を使用したことで、作成した箱について発表する際も、色と枚数で箱の構成要素を表現することができ、表現のしやすさにもつながったと考えます。<br />
今後も児童の思考力・判断力・表現力を育成するため、様々な実践にとりくんでいきたいと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
319:楽しい体育の時間~「できる・わかる」のために「かかわる・考える」
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=584#block250-584
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<div> 昨今、体育学習では「できる」、「わかる」という目標にむかって、学習を進めることが多いと思います。その目標を達成するために、私は「かかわる」ことと「考える」ことに重点をおいて、日々、とりくんでいます。特に高学年では、それらが容易にできる場の設定をめざして、授業を計画をしています。私が行っている、目標を達成するための手立てを紹介します。<br />
①素材・教具・補助具の工夫<br />
②資料や学習カードの工夫<br />
③ペアやグループで活動する指導計画の工夫<br />
この三つが手立ての大きな柱です。<br />
①「素材・教具・補助具の工夫」では、児童や指導者にとって身近な日常用具を使ったり、安価でどの学校でも準備のできる用具を開発したりしています。陸上運動では2リットルペットボトルをラダー替わりに、マット運動ではヨガマットで手形・足形をつくります。<br />
②「資料や学習カードの工夫」では、運動の連続写真を掲示したり、動きのポイントを示した学習カードを配付したりしています。最近では、タブレット端末を映像機器として活用しています。<br />
③「ペアやグループで活動する指導計画の工夫」では、特に高学年で力を入れています。一年間をとおして、いろいろなペアやグループを組ませることで、児童同士の関係が円滑になるように仕掛けます。児童同士の関係をつくり、その後の活動に生かします。技のポイントや運動のめあてが達成できているかどうかの判定をさせたり、グループリーダーを中心に練習内容や戦術の話し合いをさせたりします。自分で考えたり、友達の発言を聞いて考えたりすることが、その運動のよりよい動きにつながっていくと考えています。<br />
よりよい授業を展開するために、支部内の先輩や仲間たちと定期的に授業を紹介しあっています。子どもたちのために「楽しい体育の時間」を、これからも追求していきたいです。 </div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
318:活用する力を育てる学習指導の在り方~目的を明確にした言語活動を通して~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=583#block250-583
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<div> 目的を明確にした言語活動を充実させることによって、「活用する力(思考し、判断し、表現できる力)」の育成をめざしました。<br />
①フローチャートの導入(書く活動)<br />
思考を整理させるための言語活動として、四つのコマの中に思考過程を書くフローチャートを導入しました。四つのコマの中には式や数値だけでなく、図や言葉の記述も行い、問題解決に至った根拠を明確にすることができました。問題解決の過程を段階的に記述することで、自分の考えを明確にし、自分なりの結論をもつことができました。<br />
②ペア対話の導入(話し合い活動)<br />
考えを改善したり、新しい考え方に気づいたりするための言語活動として、ペア二名で対話する場面を取り入れました。<br />
単元を通して繰り返し行ってきたことで、友だちの説明を聞きながら自分の考えを比較し、改善したり新たな考えに気づいたりすることができました。<br />
また自力で答えを出せない児童が友だちからアドバイスを受け、自分なりの考えをもち、学級全体の比較検討の場に臨むことができました。 </div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
317:算数の楽しさを味わいながら、知識・技能を身に付ける授業
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=582#block250-582
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<div> 「わかった」「おもしろい」「便利だ」と、児童が算数科の学習を楽しみ、その良さを味わえるような授業づくりに日々とりくんでいます。<br />
まず、児童の実態を把握し教材研究をします。児童の反応を予想し、確実な理解のための学習形態、教材・教具の開発、適用問題の工夫、身に付けたことをどう活用させていくか等を職員で考えます。<br />
そして、少人数指導、ペア学習や課題グループ別学習等、実態や指導内容に合わせた形態の中で、身近な素材を取り入れた課題を解決させていきます。既習内容を整理した掲示物や個に応じたヒントカードを用意することにより、児童が「解決したい」「前の学習が使えそうだ」と進んで学習するようになりました。また、ゲーム的な要素や、生活場面を想定した習熟問題により「算数は楽しい、算数が好き」という児童が増えています。<br />
今後は、身に付けたことを活用する力を伸ばしていく授業づくりをしていきたいと考えています。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
316:ジグソー法を取り入れて共に学ぶ
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=581#block250-581
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<div> 複数の視点で書かれた資料をグループに分かれて読み、その知識を持ち寄って課題についての理解を深める学習スタイルである、「ジグソー法」。小学校5年生の「自動車をつくる工場」の学習。『どのようにしたら自動車と地球環境は共存していけるか』を児童に考えさせるときに「ジグソー法」を活用しました。<br />
個々の経験から地球環境との共存を考えます。個人の考えを書き終えたら、三人一組の「エキスパートグループ」に分かれて与えられた一つの資料から課題について考えます。「ジグソー法」を学習に取り入れるとき、大切と言われているのが与える資料です。①グループには、エコカーに乗っている教職員へのインタビューを、②グループには、自動車会社のエンジニアが車のリサイクルについて語る動画を、③グループには、事前に撮影した私のカーシェアリング体験動画を見せ、それぞれの良さを考えました。<br />
三つのエキスパートグループから一人ずつ配した「ジグソーグループ」で持ち寄った情報から課題について検討し、発表しました。 最後に本時の学習を振り返り、もう一度課題について自分の考えを書きました。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
315:生徒が主体的に自己表現するための活動の
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=580#block250-580
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<div><strong>工夫~ピクチャー・ディスクリプション活動を通して~</strong></div>
<div> </div>
<div>英語を用いて自分の考えや気持ちなどを発信する力を育成することをめざして授業にとりくんでいます。そのひとつとして,写真や絵の内容を描写するタスク活動(Picture Description活動)を紹介します。<br />
①黒板に貼った写真や絵に関する単語をたくさん言う。(ブレーンストーミング)<br />
②写真(絵)に関する指導者からの英語の質問に英語で答える。(補足的に)<br />
③写真(絵)に関しての英文をペアでできるだけ作る。<br />
④ワークシートに写真(絵)に関する英文を(①から③までに出た単語・英文も参考にして)6文以上書く。<br />
⑤ペア・グループでお互いに作った英文(ストーリー)をシェアしあい,その後,いくつか発表してもらう。<br />
⑥ワークシートを提出し,添削するとともに,参考となる英文を紹介する。<br />
この活動により,学び合いの場を充実させることができ,言語材料や語彙の定着も図ることができました。<br />
今後も生徒の発信力の育成に努めていきたいと思います。 </div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
314:学び合いの活性化をめざして~スマートフォンの活用を通して
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=579#block250-579
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<div> 私が授業中で大切にしていることは「学び合いの時間」です。そこを深めるには、内容を一人ひとりが把握したり、情報をみんなが共有したりすることが大切と考えています。そこで私が実践している一つがスマートフォンの活用です。タブレットでの授業も多く実践されていますが、私は身近にできる方法としてスマートフォンを大型テレビに接続していろいろな場面で使っています。<br />
スマートフォンの活用例<br />
○子ども達のいろいろな考え方の紹介(ノート等)<br />
○教科書、資料のポイント部分の提示<br />
○前時の内容確認<br />
スマートフォンはその場で、すぐに提示できる即時性があり、指一本で、拡大・縮小ができる良さがあります。また、視覚的にも子ども達の意識を向ける有効な手立てです。提示の場面や仕方など工夫する余地はありますが、学び合いの一助になると考え、今後も更に有効な活用法を探っていきたいと思います</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
313:主体性を伸ばす国語の授業をめざして
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=578#block250-578
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<div>将来、主体的に生きていく生徒を育成するために、自分の考えを構築させることを大切にしています。<br />
自分の考えを構築させるために、次のような点に留意して授業を組み立てています。<br />
まず、作品との出会いを大切にすることです。導入や範読を工夫して、生徒を作品世界に引き込むことで、学習に対する「心構えの準備体操」をします。<br />
次に、教材を丁寧に読み取らせます。例えば、登場人物像を客観的に捉えるために、言動や様々な描写に注目させます。読み取りや記録を丁寧に行うことは手間がかかりますが、自分の考えを構築するための大切な材料になります。<br />
そして、文章で書き表したり、他の人と交流したりして、自分の考えを構築していきます。実際の授業では、記録を確認しながら考えをまとめる生徒の姿が、たびたび確認されました。<br />
今後も、生徒の将来に結びつく学習をめざして、授業を組んでいきたいと考えます</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
312:言語活動を充実させる算数的活動の工夫
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=577#block250-577
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<div>算数的活動の中で言語活動を充実させるために、今年度、私の学級(6年)では、「表現ゾーン」を活用したノート実践をしました。<br />
①「表現ゾーン」<br />
「ふきだし法」を参考に、ノート右側三行を「表現ゾーン」としました。「ふきだし」よりもスペースがあり、自分の考えを自由に書き やすくなると考えたからです。<br />
②「表現ゾーン」の活用による成果<br />
・「表現ゾーン」を使うことで、記述した考えを根拠として自分の考えを説明したり、自分の考えと比較しながら友だちの説明を聞 いたりで きるようになって きました。<br />
・児童が、「表現ゾーン」を読み返すことで学習の流れを整理するのに役立ちました。<br />
・教員が机間指導をする際、「表現ゾーン」を見ることで児童の考えやつまずきが分かり、個に応じた指導がしやすくなりました。<br />
今後も継続して授業実践し、児童の表現力を育んでいきたいと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
311:楽しい読書会の時間~リテラチャー・サークルで「読書好き」を育てる~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=576#block250-576
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<div> リテラチャー・サークルという小集団読書会活動にとりくんでいます。同じ本を選んだ4人でグループをつくり、役割を分担・交代しながら協同的に読みすすめる読書会活動です。役割とは、「優れた表現を紹介する役割」、「自分の経験や他の本の内容等と関連させる役割」、「印象的な場面を絵に描く役割」、「質問する役割」などです。子どもたちは役割に応じて自分の考えを持ちながら読書し、仲間と読みを分かち合いながら読み深めます。<br />
継続的にとりくんだことで、互いの考えを尊重し合う態度や読みの広がりや深まりを生み出す力などが身に付きました。そして、本の世界をめぐる活発なコミュニケーションをとおして読解力が高まりました。また、日常の読書量も飛躍的に向上しました。<br />
現在は、「友情」、「冒険」、「動物との交流」、「生き方」などをテーマとした文学作品を中心に読んでいますが、今後はさらにさまざまなジャンルの本を用いて実践していきたいと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
310:児童のつまずきに対する指導のあり方~単元導入前 ふり返り学習を通して~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=575#block250-575
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<div> 算数科において、単元学習前に、児童の実態を把握し、児童一人ひとりのつまずきに合った指導を講じています。<br />
算数科の学習は、既習の事柄の積み上げによって、新たな問題にもいろいろな考え方で解決できるようになります。この既習の事柄が十分に理解できていないことがつまずきとなり、学年が上がるにつれて大きな障害となってしまいます。また、算数嫌いを引き起こす一つの原因にもなり得ると考えます。こうしたつまずきをつくらないために、単元導入前に、児童のつまずきを把握し、適切な手立てを講じてから新しい学習にとりくんでいます。このことは、今日までも日常的に行われている指導ですが、日常化された指導を丁寧に行うことで「わかる・できる授業」を具現化できると考えています。 </div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
309:自分の考えを積極的に話す児童の育成
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=574#block250-574
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<div> 自分の考えを話すことこそ、「わかる授業」、「楽しい授業」へつながると考えます。<br />
考えを発表できない理由は、自信がないことと経験が不足していることにあると考え、とにかく話す経験を積ませることを意識しています。<br />
そのために、教科を問わず、あらゆる場面で意見交流をはかっています。話し合いは、少人数で意見交流をする→学級で意見交流をする、という流れで行います。学級で意見交流をする際には、グループ内で出た意見を発表するように声をかけると、自分だけの意見ではないので自信を持って発表できるようです。また、二つの意見が対立し、少数派が意見を出しづらくなる場合には、担任が少数派に入り、意図的に話し合いを盛り上げたりもします。<br />
社会に出たら、自分の意見を話すことができないと周囲に認められません。子どもたちの将来にむけて、積極的に考えを話す児童を育成するためにあらゆる工夫をしていきたいです。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
308:学ぶことの喜びや充実感を味わわせる授業の展開
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=573#block250-573
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<div> 子どもたちが感じる「授業の楽しさ」は、「先生の話が面白い」、「コミュニケーション活動のゲームが楽しい」という楽しさと、「内容がわかり、自身が向上している達成感」や「他者から認められ喜びを感じる」という楽しさの二通りあると思います。そこで私は、そのどちらかではなく両方の楽しさを感じさせる授業を展開しようととりくんでいます。文法導入時には教材や資料に子どもたちの身近なものを取り上げることで興味を持たせるようにしています。また、コメントやご褒美シールなどでやる気を引き出し、努力を賞賛することを大切にしています。間違えても大丈夫だと思える授業の雰囲気を作り、ペアやグループでの活動に夢中になっていたら「いつの間にか目標文が言えるようになっていた」「習った文法を使って英文が書けた」など、楽しみながら学ばせることにこだわって授業を計画しています。「できた」時の子どもたちの笑顔は、何にも代え難い宝物です。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
307:生徒会活動を通したリーダーの育成
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=572#block250-572
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<div> 本校では、教育の重点の一つとして生徒会活動の活性化をあげ、行事や諸活動の推進にとりくんでいます。その中で特に力を入れていることが、生徒のリーダーの育成です。中学校では、生徒の自主的・自治的な活動が求められます。思考力・判断力・統率力などが高いリーダーの下では、生徒主体の自治的で前向きな活動が展開され、意欲的な姿が見られます。 リーダーシップを育てる工夫として、活動にとりくむ際の事前の話し合いに力を入れています。よりよい活動にするための話し合いを続けていくうちに、リーダーたちの顔つきが真剣になっていき、内容が深まっていきます。時折、教職員へ改善案を提案する場面も見られ、頼もしさを感じることもあります。四月の新入生歓迎会、生徒総会等大きな行事を成し遂げた後は、自信をつけ自立した頼もしい姿に成長します。 今後も生徒の成長する姿を楽しみに、やる気を引き出せる意欲的な生徒会活動、リーダーの育成に尽力したいと思います. </div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
306:「なぜ」が生まれる導入
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=571#block250-571
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<div> 私は、理科の学習において、子どもたちの中から自然に「なぜ」という問いが生まれるよう、問題となる事象との出会いを大事にしています。<br />
「もののとけ方」の導入において、食塩を水に溶かして、水溶液の定義を確かめる場面がありますが、私は、そこで大型のビニルチューブを吊るして五十センチ位の高さの筒を作り、食塩が溶ける過程を観察できるようにしました。高さがあるので、食塩の粒が糸を引きながら落下し、徐々に小さくなり、途中で見えなくなります。観察する子どもたちから、「流れ星みたいだ」、「あの糸は何だろう」、「消えた塩はどうなったのだろう」など、さまざまな発見や疑問の声が起こり、夢中になって観察する姿が見られました。<br />
教具や、事象提示の仕方を工夫することの大切さを実感しました。子どもたちが「なぜだろう」、「もっと知りたい」と強く感じ、すすんで探究活動にとりくんでいける楽しい理科の授業をこれからも行っていきたいと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
305:一人ひとりの思いを大切にして~伝え合い活動をとおして~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=569#block250-569
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<div> 本分会では、「見出す・調べる・深める・まとめあげる」という四つのプロセスで授業を構成し、それぞれのプロセスで子どもにどのような変容が見られるかという研究を進めています。特に「深める」の場面では「伝え合い活動」を取り入れ、明確な根拠をもって、自分の考えをペアやグループの中で表現できるよう指導しています。<br />
「ごんぎつね」の学習では、それぞれが読み取ったことを伝え合いました。「青いけむり」という表現をとっても、「青」という色から心を通わせることのむずかしさや切なさを感じ取る子や、「けむり」とは、ごんの気持ちや魂だと考える子もいました。違った感じ方があることに気づき、意見を述べ合って学習を深められました。<br />
お互いの考えを伝え合うことで相手の思いを受け入れ、理解し合う関係が構成されていきます。そうした場を意図的につくり、だれもが生き生きと授業に参加できる環境づくりを、これからも工夫していきたいと思います。 </div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
304:子どもとともにとりくむ授業~ことばの教室の実践~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=568#block250-568
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<div> 先日、対象となる子どもの抱える課題に対し効果があり、さらに興味の持てる教材をと考え計画をたて、授業を行いました。<br />
授業の中で特に子どもが興味をもったのは、発声発語器官の訓練として取り入れた「吹き矢遊び」です。児童の好きな昆虫の絵を的にし、矢を当てる活動です。主なねらいは、しっかり唇を締めてストローをくわえること、強い息で矢を吹くことですが、それだけではありません。使うストローを選ばせたり、遊びのルールを決めさせたり、また子どもの得意な算数を生かして得点を暗算させたりします。<br />
このように、一つの学習活動の中で、子どもが主導権を握ったり得意なことを生かしたりする場面を意図的に設け、多角的な支援をすることで、子どもが自ら生き生きと学習にとりくむ姿が見られました。<br />
吹き矢の後、「勝ってよかったね」と私が言うとその子は、「先生もよく頑張りました」とつぶやきました。その言葉を聞き、これからも子どもとともにとりくむ授業を心掛けていきたいと思いました。 </div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
303:心の揺れを感じさせる道徳授業の工夫
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=567#block250-567
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<div>「豊かな心」の育成にあたり道徳教育の充実が大切だと考えています。<br />
そこで、道徳の授業では、子どもたちが登場人物に心を重ね、心を揺らし、より良い方法を自ら見つけられるような指導の工夫を行っています。<br />
一つ目は、資料の提示の工夫です。資料をしっかりと読み込み、ねらいと子どもたちの実態にあわせ、提示の仕方を使い分けたり、BGMを入れたりする工夫をしています。必要に応じて資料を加筆修正する工夫もしています。<br />
二つ目は、動作化です。実際に、資料の登場人物と同じように動作したり、台詞を言ったりすることで登場人物の思いに寄り添わせる工夫をしています。<br />
そうすることで、葛藤の場面では子どもたちに心の揺れを感じさせ、自らより良い方法を考えさせることができ、さらには、授業のねらいの良さに浸らせることができました。<br />
今後も、道徳の授業を通し、子どもたちの「豊かな心」がより育められるよう努めていきたいと思います。 </div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
302:加茂学園がスタートして
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=566#block250-566
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<div> 本校の教育目標「自ら学び・たくましく豊かな心でのび続ける児童・生徒の育成・母なる郷土(ふるさと)でつながりあう加茂っ子の未来創り」めざして、「学習のつながり・教職員のつながり・地域のつながり・未来(仲間)のつながり」の四つの「つながり」を深めていくことをコンセプトとして活動しています。<br />
豊かな自然を生かした「鮎の放流」、「川遊び」、「米作り」、「地域の宝物調べ」など体験学習を意欲的にとりくませ、地域との繋がりを深めることができました。学習・教職員のつながりとして、市原市小中連携カリキュラムをもとに九年間を見通した授業実践にとりくんでいます。また、四年生以上は、学力向上に向け、中学生と同様に中間・期末テストの実践や家庭学習の充実を図るためワークシートを活用した加茂っ子ノートなどにもとりくんでいます。これからも、学校・保護者・地域等のつながりを深め、小中一貫教育の充実を図っていきます。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
301:活用する力を育てる学習指導のあり方~言語活動の充実をとおして~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=565#block250-565
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<div> 言語活動を充実させることによって、「活用する力」を育て、「論理的に考え、課題を解決する子」の育成をめざしました。<br />
<strong>①視覚に訴える教具の工夫</strong><br />
導入時の話し合いで、整った文字の基準を正確に理解できるように、教具を二種類用意して提示しました。書きぶりの違う二種 類の文字を比較したことで、多くの発言が生まれ、整った文字の基準を導き出すことができました。<br />
<strong>②改善のための練習用紙の作成</strong><br />
基準をもとにして自分の文字の改善点を見出すために練習用紙を作成しました。どんな練習用紙を作成すれば文字がよりよく なるかを考え、何度も検討し改善した結果、より確かな分析ができ、改善方法の工夫につながりました。<br />
また、一時間の授業の中で、【練習―評価・分析・改善】を繰り返し、自分の文字のよさを友達と認め合うことで、意欲の高まりを 感じることができました。<br />
今後も継続して、子ども達の「活用する力」を育てていきたいと思います。 </div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
300:論理的思考力を育む数学指導のあり方~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=564#block250-564
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<div><strong>「図形と相似」における学習履歴図づくりとその活用をとおして~</strong></div>
<div> </div>
<div> 数学科では、問題解決時に「解決の足場となる既習事項を振り返る」活動が、解決の見通しをもち筋道立てて考えるために<br />
有効です。数学の学習は既習事項を活用してすすめられるので、解決の足場を整えることは、すべての生徒に考える機会を保障する<br />
とともに、「考えた」という実感を持たせることにつながります。<br />
そこで、「図形と相似」の単元で「学習履歴図」に既習事項や新たに学んだ図形の性質や関係、考え方をまとめていく活動を取り入れ<br />
ました。この学習履歴図づくりをとおして、子どもは知識・考え方を関連づけて理解できるようになってきました。作成した学習履歴図は<br />
次の授業で問題解決の足場を考えるために使われます。関連する既習事項が何かを考え、それを発表し全体で共有する場を設けま<br />
した。この活動を通して、生徒は見通しを持って筋道立てて考えることができるようになってきました。<br />
今後は、他の単元や学年、小学校や高等学校との内容のつながりも意識したとりくみをしていきたいと思います。 </div>
<div> </div>
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text/html
2017-07-05T00:00:00+09:00
299:コミュニケーション能力を高める指導の工夫
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=563#block250-563
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<div> 本分会では、コミュニケーション能力を「受信する力」、「考察する力」、「表現する力」の三つに分類し、子どもたちが授業や日常生活の中で、円滑なコミュニケーションができることを目標に、研究をすすめてきました。<br />
一年生「意見を言おう」という学習では、自分の意見を述べるときには、必ず「主語を入れる」、「結論を先に述べる」、「理由をつける」ということを約束しました。<br />
この約束を一年生から継続して指導していくことで、相手に伝わりやすい話し方を身につけさせることができます。<br />
そして高学年になり、「理由をつける」に「説得性」や「客観性」をもたせることで、さらに相手に伝わりやすく、納得してもらえることを学習します。<br />
研究をすすめていくうちに、子どもたちのコミュニケーション能力を高める一番の手本は教職員である、とい うことに改めて気付かされました。子どもたちとともに、教職員も意識を高め、実践しています。 </div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
298:「つぶやき」を大切にする授業
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=562#block250-562
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<div> 本校着任当初、授業で自分の意見を積極的に表現できない子どもが多いと感じました。そこでより多くの子どもが参加し、発言できる授業形態はないか試行錯誤してきました。<br />
まず、プレゼンテーションソフトを活用した授業を行いました。文図や主発問などを事前に準備することで板書時間が短縮でき、子どもの意見や感想を出し合う時間を確保できるようになりました。また授業中の子どもの「つぶやき」を瞬時に入力してスクリーンに<br />
映すことで、自分の意見がクラス全体に伝わったという実感をもつ子どもが増えました。また、思っていることを素直に口にする子どもが<br />
増えました。<br />
授業の終末では、授業の感想や題材に対する意見などをワークシートにまとめている間に、子どもに意見や感想を入力させます。<br />
最後はクラス全員で画面を見て価値の深化を図ります。入力した文字は読み易いので、子どもは以前よりも堂々と大きな声で発表する<br />
ようになりました。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
297:子どもが「つながる」を実感できる交流教育
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=561#block250-561
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<div> 杉の子学級(特別支援学級)には四人が在籍し、自分の考えや気持ちを言葉で伝えられる子や、単語や表情、態度で伝えられる子がいます。<br />
また、名前を呼ばれるとタッチで返事をしたり、上級生と下級生が手をつないで教室移動をしたりするかかわりも見られます。<br />
本校では、子どもたちのコミュニケーションの広がりの可能性を求め、より多くの友だちと触れ合いをもつ、「交流教育」に力を入れています。<br />
学習や給食を通した日々の交流のほかに、「七夕集会」や「お月見集会」を杉の子学級が企画し、パネルシアターやゲーム、飾り作りを通常学級の一・二年生と楽しめる活動も行っています。活動を通じ、通常学級のこどもに一人ひとりのよさを知ってもらうとともに、日常での交流や理解の深まりにより、お互いの「つながり」を実感できることにも役立っていると感じています。<br />
これからも、楽しい「交流教育」を心がけ、日常の中での自然なかかわりが生まれることをめざしていきたいと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
296:学び合う授業の創造~言語活動の充実をめざして~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=560#block250-560
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<div>児童一人ひとりが、教材とともに、友だちとともに、教員とともに、自分の「学び」を実感できる「学び合う授業」のあり方を、言語活動の充実をめざしてとりくんでいます。<br />
「学び合い」の基盤は、「聴き合う関係」にもとづく対話的コミュニケーションです。<br />
そのため、すべての児童が安心して仲間にたずねたり相談したりできる環境、わからない児童が「ねぇ、ここどうするの?」と<br />
仲間に問いかけ、問いかけられた児童がそれに誠実に応答することのできる環境づくりを大切にしています。<br />
そのため、黒板に対してコの字型で学習を行い、適宜ペアやグループでの学習を行っています。<br />
算数科では、全員が「学び」を実感できるように課題をやや高めに設定しています。<br />
また、式や図などを相互変換させながら説明することで言語活動の充実を図っています。<br />
今後も児童一人ひとりが「学び合い」の価値を実感できるような授業づくりをめざしていきたいと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
295:社会認識力の育成をめざす歴史学習の在り方
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=559#block250-559
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<div>社会認識力の深まりは、教科目標である公民的資質の基礎を養うことに結びつくと考え、二つの視点を意識して授業を行いました。<br />
①地域教材の開発<br />
身近な資料である地域の万喜城を教材として開発し、授業実践をしました。<br />
そのため、社会的事象に対してこれまでの知識や資料をもとに思考・判断して、自分としての考えを明確にもつことができました。<br />
②推論とマインドマップ<br />
推論を立てるには、万喜城から分かること、そのことに関する既知や何が分からないことなのか、など児童にとって、多くの思考を経る必要があります。<br />
そこで,自分の考えを整理しやすいように、マインドマップを活用しました。<br />
そのため、自分なりの推論を立てることができ、学習課題→推論→検証計画→検証、という学習が深まり、社会認識力の<br />
育成を図ることができました。<br />
今後も、さらに社会認識力を高めていく授業をめざしていきたいと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
294:学ぶ楽しさを実感できる図形指導~「三平方の定理」の学習をとおして~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=558#block250-558
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<div> 数学を学ぶ楽しさを味わうことは、学ぶ意欲を高め、自ら学び、自ら考える力を育てると思います。「学ぶ楽しさ」を実感させるために、「自力で解決できる」きっかけとなる操作活動を取り入れました。また、「問題の解き方などの理由をはっきりさせる」ために、学習内容を工夫して表現する活動の場を設定しました。<br />
【教材・教具の開発】<br />
パズルや模型等、具体的なイメージがもて、思考を助ける教具を用いた操作活動を取り入れたことで、多くの生徒が学ぶ楽しさを実感することができました。<br />
【説明し合う場面の設定】<br />
三平方の定理の証明方法を六つ紹介し、班で証明の説明方法を練り合いました。<br />
それを他の方法で証明した班に説明することで、理解した内容を相手にわかりやすく伝えようとする姿が見られました。<br />
【数学MAPの作成】<br />
振り返りを行うことで、学習過程で曖昧にしていたことやそのつながりが明確になり、学習への深まりへとつなげることができました。<br />
以上のような、「操作活動」「表現する活動」を取り入れることで、生徒が学ぶ楽しさを実感することができました。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
293:故事成語と占い
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=557#block250-557
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<div> 故事成語の学習と聞いて「難しい」と感じることがあるかもしれません。私は、「故事成語」の単元で子どもたちと「故事成語占い」を作りました。子どもたちにとって、普段触れることのない「故事」を理解するのは難しいものです。そこで、星占いや血液型占いなど比較的身近な占いを取り入れ、楽しく学べるようにしました。<br />
また、教材も教科書だけでなく、担任のほうで故事成語を厳選し、「子どもが使いたくなる故事成語17」という冊子を作りました。これは言葉の説明だけでなく、四コマ漫画や絵を多く取り入れ、文章を読むのが少し苦手な子でも読みやすいよう工夫をしたものです。<br />
学習をとおして、一見難しい内容でも、子どもたちの生活に寄り添ったものであれば、子どもたちの方から意欲的に学習を行い、知識となって身についていくと感じました。<br />
子どもたちにとって「わかる授業」とは自分でめあてをもって楽しんで学習していることなのでしょう。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
292:主体的に表現する子どもの育成~言語活動の充実をめざして~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=556#block250-556
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<div> 自分の気持ちを上手く表現できずに、友だちとよいかかわりがもてない子どもが多く見られます。一方、社会の中で生活をしていくためにはコミュニケーション能力は欠かせません。そのため、学校生活の中で、仲のよい友だちだけでなく、活動を共にする全ての友だちとも意思疎通ができる力を養うことが必要だと考えました。<br />
そこで、国語科の学習の中で、読むことと表現することの関連をはかりながら伝え合う力を育むため、友だちの文章を読んでよいところを見つけ合う活動を行いました。<br />
「文章のよさ」の視点は、①書き方でよいところ、②内容でよいところ、とし観点項目を確認してから行いました。それにより、文章を読み解くことが苦手な子どもも、友だちの文章のよさに気づくことができ、自分の言葉で相手に気持ちを伝えることができました。<br />
気持ちや意見を伝え合うことは大切です。これからも、さまざまな場面でとりいれていき、主体的に表現できる子どもを育てていきたいと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
291:豊かな日本語を楽しみ親しむ子どもたち
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=555#block250-555
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<div> 情景や心情が言葉豊かに表現された古典作品や短歌・俳句など、日本にはすばらしい言語文化が受け継がれています。しかし、小学校三年生で初めて文語調の文章にふれる子どもたちにとっては、「学習指導要領」の目標にある「情景を思い浮かべたりリズムを感じ取ったりすること」は難しいのではないか、という問題があります。<br />
そこで、日常的に豊かな言語文化を楽しみ親しむための年間計画を作成し、俳句・ことわざ等の特性に合わせた言語活動を設定しました。<br />
俳句の特性は「印象をとらえて表現すること」と捉え、俳句かるたを作成し、かるた大会を実施しました。ことわざ・慣用句の特性は「日常生活で使うこと」と捉え、ことわざ・慣用句集の作成をしました。そして最後に、両方の作品を「ことばの宝箱」という作品にまとめて綴じました。このようなとりくみをとおして、子どもたちも私自身も楽しく親しみながら「豊かな日本語」を味わうことができました。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
290:みんなで「できる喜び」を味わう体育学習の在り方~器械・
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=554#block250-554
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<div><strong>器具を使っての運動遊び、器械運動を通して~</strong></div>
<div> </div>
<div> 器械運動の技能習得について、三つの視点を意識してとりくんできました。<br>
視点①「やさしい」<br>
基礎的な運動感覚づくりに継続的にとりくませ、腕支持や逆さ感覚を身につけさせました。また、一人ひとりにとってやさしい、スモールステップ課題を与えるようにし、全ての子どもが「できる喜び」を実感することができました。<br>
視点②「わかりやすい」<br>
視覚的認識や聴覚的認識によって動きのイメージを持たせるようにしたり、教員や友だち同士による補助を積極的に行ったりすることで、技能向上につなげることができました。<br>
視点③「たのしい」<br>
単元をストーリー化したり、音楽を取り入れたりすることで子どもが夢中になって運動にとりくむことができました。友だち同士の肯定的な言語活動を奨励し、みんなで「できる喜び」を共有することができました。<br>
今後も三つの視点を意識して、子どもに「できる喜び」を味わうことのできる体育学習をめざしてとりくんでいきます。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
289:跳び箱運動の技能を効果的に高める補助運動の工夫~開脚跳びの学習を通して~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=553#block250-553
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<div> 器械運動は、個人の技能に差が顕著に現れ、子どもたちの好き嫌いが分かれる領域です。子どもたちが意欲的に活動し、技能を身につけるためには、技の一連の動きを分析し、ポイントとなる動きを補助運動として与えていくことが必要であると考えました。<br />
開脚跳びの踏み切りで助走から両足踏み切りを行うときには、踏み切る両足と後方から前方に振り上げる両腕の動きをスムーズに連動させることが重要です。そのための場として、一歩踏み切りからの壁突き放しの場や、フープを利用した両足踏み切りまでのリズム作りの場は、二つの動きを連動させる運動感覚作りに非常に効果的でした。そして、一連の動きをつなぎ合わせる場として最も有効だったのが馬跳びでした。馬跳びは、開脚跳びのすべての動きを含むだけでなく、馬の高さや方向、馬の人数を変えることによって難易度を自由に調節できるのです。<br />
補助運動を工夫することで、技能の習得にむけて運動感覚を積み重ね、つなげていくことの大切さを実感しました。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
288:子どもが主体的で目的意識をもった学習~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=552#block250-552
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<div><strong>紙しばい劇2年生「ひっこしてきたみさ」~</strong></div>
<div> </div>
<div> 子どもたちは、「国語の授業」と聞くとまず人物の気持ちや作品の主題を考える学習を連想しがちで、そのような学習を行う目的がわかりづらい、面白みがないと感じている子どもが多いです。そこで、学ぶ目的がはっきりとし、学習の必要性を感じさせ、「読む・書く・話す・聞く」力を子どもにつけさせたいと考え、物語教材で紙しばい劇をつくる活動を行いました。そして、単元の最後に発表会を行うという目的をもって活動にとりくみました。<br />
まず物語を読み終えたら、登場人物、場面の確認をしました。次にグループに割り振り、誰がどの場面を担当するのかグループ内で相談しました。そして画用紙に教科書の本文を写して、表にはその場面にふさわしい絵を描きました。紙しばいが完成したらグループで練習をし、いよいよ発表会です。何度も練習を重ね暗記して発表した子、登場人物になりきって発表した子、動きも入れて劇化した子など、発表会で見てもらう人のために一生懸命工夫を凝らし活動していました。<br />
単元全体をとおして子どもの学習意欲は高く、主体的に学習にとりくむ子どもが多く見られました。これからも「目的・必要性・楽しさ」がある授業を心がけていけたらと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
287:「学んで楽しい国語!教えて楽しい国語!」をめざして
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=551#block250-551
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<div> 『夜のトントンダッシュ』『マグロとプリンのたたり』『ホームシックホテルの大騒動』…。これらは、本校六年生が、修学旅行の出来事を綴った随筆の題名です。思わずページをめくりたくなるような、読み手を意識した題名ですが、相手意識をもたせる手立てを行った結果です。目的意識としては、随筆を製本して図書館に置き、皆に読んでもらう、または他校と交流して読み合う活動も設定しました。子どもたちは見本の作品を何度も読み、その文章構成を読解し、自分の随筆作品に生かして書き上げていきました。<br />
本年度は、テーマとして「児童が学んで楽しいと思える国語!教員が教えて楽しいと思える国語!をめざす」ことを掲げています。お互いの授業を参観し合い、ベテランの技を若手に継承したり、若手の柔軟な発想を一つの単元として形にしたりするなどのとりくみを行っています。学ぶ側も教える側も「楽しい」と思える国語をめざしています。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
286:自己表現力を高める外国語活動の実践~音読やスピーチの活動を通して~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=550#block250-550
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<div> 「“How are you?”を男女四人に言ってみましょう。」授業の開始時に、自分で相手を見つけて挨拶をする活動を毎時間行っています。児童は自由に教室を歩いて、元気に友だちに話しかけます。“I’m hungry.”“ I’m happy, thank you.”など笑顔が広がります。<br />
イングリッシュルームには、日付や曜日、気持ち、色、スポーツなど、さまざまなピクチャーカードが掲示してあります。それらを活用して、発音練習やインタビューゲームをしたり、デジタル教科書を大型テレビに映し出して、チャンツ(詠唱)や歌を毎時間歌ったりしています。児童は視覚と音声の両方から刺激を受け、楽しく英語を学んでいます。<br />
本校の研究テーマ「生き生きと活動する児童の育成―楽しく活動できる音読の工夫を通して―」をふまえた五、六年生の外国語活動をとおして、普段はおとなしくて、なかなか積極的に友だちに話しかけられず、いつも決まった友だちとしか話さなかった児童も、生き生きと楽しく活動することができるようになってきました。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
285:誰もが夢中になって楽しめるバスケットボール
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=549#block250-549
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<div> バスケットボールの技能は、六年生になると、部活動や社会体育で活動している子と活動していない子の差が大きく、特に苦手な子は試合中ボールを触ることすらできません。また、意欲面でも差があります。そこで、みんなが楽しめるバスケットボールをテーマに、授業にとりくみました。<br />
まず、技能を身につけるためにチャレンジゲームを行いました。ゴールの近くにシュートエリアを作り、その中でシュートゲームを行いました。全員がシュートを入れる喜びを実感することができました。<br />
次に、ルールの工夫をしました。試合中、たくさんの子が活躍できるように攻守交代の度にメンバーを入れ替える4対3の試合をしたり、誰にも邪魔されないシュートエリアを作ったりしました。また、5対5の試合では、得点が2倍になるラッキーボーイ・ガールを決めて試合もしました。苦手だった子も得点を入れるとガッツポーズや「やったー」と声をあげるなど意欲的にバスケットボールにとりくめるようになりました。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
284:LCA視点を取り入れた環境学習
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=548#block250-548
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<div> 自分たちの生活と環境問題が、密接につながっていることを理解させたいと考え、「①身近な生活と環境問題が体感できる実験、②LCA視点での考察、③他教科との関連」という観点から授業を行いました。実践は、中学3年生の理科で行いました。<br />
LCAとは、製品の原材料の生産から流通・消費・廃棄までを環境との関わりから評価し、その影響を考えることです。授業では、子どもたちの生活で身近なものであるハンバーガーを例にあげました。そして、ハンバーガー1個が、そのライフサイクル全体でどれくらいの温室効果ガスを排出しているのかを計算によって求めました。たった1個のハンバーガーですが、生産から廃棄までの間には、約500㍑近くの二酸化炭素を排出していることになります。<br />
授業をとおして、自分たちの生活と環境問題が関連していることを、体験的に理解することができ、また同時に、社会科、家庭科との関連により、今後、個人・社会がどうしていくべきかを考えることができました。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
283:視覚的にとらえやすい資料を用いた社会科学習
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=547#block250-547
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<div> 本校は社会科を中心に実践的な研究をしている。学習過程を「つかむ・たてる、調べる、確かめる・まとめる、いかす」という流れの問題解決型学習を取り入れ、今年度で三年目をむかえる。<br />
五年生「低い土地のくらし」では、輪中の自作模型を用意し、水を注ぎこみ土地の様子を観察した。その時の驚きや疑問をもとに学習問題をたて、予想をし、調べをすすめていった。<br />
「確かめる・まとめる」過程の児童が調べてきたことを聞く場面や、資料を読み取る場面では、「学び合い」を取り入れ、少人数の学び合いからクラス全体の学び合いによって意見の深まりをねらっている。その際、「パーは新しい意見、グーは質問・反対、一本指は付け足し」というようにハンドサインを使い児童同士で話し合いを活発にできるように工夫をしている。<br />
単元の最後には「いかす」場面をいれ、そこまでに学習してきた事がらを生かし、KJ法やグルーピング、ポスターセッション、ロールプレイ、ランキング形式などを用いてさらに学習を深めている。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
282:ともに伝え合うために
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=546#block250-546
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<div> 日々の授業の中で、互いに意見を交換できずに、一部の子どもが積極的に発表し、他の子どもは「ただ」話を聞いているという場面や、教員との一対一のやりとりが中心となってしまう場面から抜け出せずにいました。このことから一人ひとりの「話す力・聞く力の育成」の必要性を感じました。<br />
そこで、算数科の学習を切り口にし、聞き手は話し手が何を伝えたいのかを考えるようにし、話し手は、聞き手をより意識し、聞き手の表情にも気をつけて話すように指導しました。すると、どのように話し合いに参加してよいか困っていた子どもも、友だちの発表に質問をしたり、分かったことを発表したりするようになってきました。また、話し手も聞き手の様子に合わせて説明の仕方を変えるようになってきました。<br />
このような積み重ねを他の教科でも生かし、「話す力・聞く力の育成」にとりくんでいきたいと考えています。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
281:「表現運動を楽しむために」~徒手運動からダンスをつくり出す活動~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=545#block250-545
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<div> 本地区の児童は、表現を創造する経験が少ないという実態が伺えました。一方で、指導する側も表現運動に対して苦手意識をもっていることがわかりました。そこで、誰もが知っている徒手運動を取り入れたダンスづくりの活動を工夫することで、表るのではないかと考えました。<br />
① 徒手運動を確認し動きを習得する。<br />
徒手運動の動きをペアで見せ合ったり、速さや強度を変えたりしながら徒手運動を行いました。この活動によって、徒手運動をダンスの材料としてとらえ ることができました。<br />
② 曲調に変化のある曲で準備運動を行う。<br />
同じ曲に合わせて、毎時間準備運動を行いました。曲に合わせた動きがわかるようになると体いっぱい動くことができました。<br />
③ 徒手運動をもとにして振付けをする。<br />
グループで振付けをし、発表し合いました。徒手運動をもとにすることで発想しやすくなり、いきいきと活動することができました。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
280:「先生また一つできたよ」
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=544#block250-544
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<div> 普段の授業ではあまり活発でなかった○○さんが、今日の創作の授業では生き生きとした表情でとりくんでいる。できあがった旋律を得意げな表情で私や周囲の仲間に聞かせる姿。そこには、自分で音を音楽にする面白さや創りあげた達成感、そして、つくった旋律を自分自身で演奏した喜びを味わっている生徒の姿があったように感じます。生徒がうれしそうに発した「先生、また一つできたよ」の言葉と喜びの表情は、今までの自分の実践をもう一度振り返るきっかけとなりました。<br />
生徒は「この曲のこんなところがいいな」や「こんなふうに表現したい」という思いや願いをもっています。その思いと自分たちの表現とがかみ合った時、達成感や充実感、満足感を味わうことができるのだと思います。小さな感動の積み重ねは大きな感動へとつながる・・・日々の授業で生徒が活躍できる場面をつくり、共に心から音楽を楽しむことのできる授業を今後もめざしたいと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
279:習得した知識及び技能を活用し、
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=543#block250-543
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<div><strong>問題を解決することができる児童の育成~「見通しをもつ場」の工夫を通して~</strong></div>
<div> </div>
<div> 児童の思考力・判断力・表現力等を育むためには、基礎的・基本的な知識及び技能の「活用」を図る学習活動を重視しなければならないと考え、理科「水溶液の性質」で授業実践を行いました。<br />
「活用する力」とは、身に付けたことを意識して使い、習得したことを次の学習活動に活かすことができる力と捉え、単元の最後に5種類の無色透明な水溶液(塩酸・アンモニア水・炭酸水・食塩水・水酸化ナトリウムの水溶液)を識別し、その根拠を明らかにする活動を取り入れました。<br />
識別するために、既習事項を活用しなければ実験計画が立てられない状況を作り出した結果、「何とかして識別したい」「やってみたい」という思いを引き出すことができました。そして、身に付けた実験方法を再確認しながら、どのグループも計画を練り上げ、実験によって水溶液を識別し根拠を明らかにすることができました。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
278:子どもの意欲を高める外国語活動のあり方~オリジナルCD付き絵本作りを通して~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=542#block250-542
1
<div> 外国語に対して意欲を持って中学校へ進学してほしい。意欲を高めるには、段階的な学習過程を構成することに加えて、学習に必然性を持たせることが大切です。<br />
実践「オリジナルCD付き絵本を作ろう」では、最終目標をCD付き絵本の制作におき、必然的な学習を促しました。題材には、アメリカでも人気の“Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?”という学習絵本を使い、その中に登場する動物や色を変え、さらには動物の鳴き声をつけ加えてオリジナル絵本を制作しました。子どもたちはインターネットで調べたり、ALTに尋ねたりして、意欲的に学習をすすめていきました。<br />
オリジナルCDの制作と収録には、千葉大学院生にも協力してもらいました。<br />
収録当日、本格的な機材を前に、子どもたちは緊張の眼差し。それでも、クラス一丸となり、すばらしい歌声が収録できました。世界に一つしかないオリジナルCD付きの絵本は、子どもたちの宝物になりました。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
277:算数学習に意欲的にとりくむための教材づくり
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=541#block250-541
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<div>知的障害特別支援学級における算数科の授業を紹介します。本学級には、三年生の児童が一人在籍しており、その児童を対象に「三角形のなかまを調べよう」という授業を実践しました。<br />
①図形における大事な用語(辺、頂点、直角、三角形、四角形など)について確実に覚えられるようにフラッシュカードを作成し、授業の始めに用語の意 味を毎時間確認するようにしました。<br />
②三角形を作るストローを、長さによって色分け(四種類)しておき、作った三角形の特徴が視覚的にとらえやすいようにしました。ストローとストローのつな ぎめにはモールを使用しました。<br />
③書字の困難があるため、ワークシートはなぞり書きができるようにしたり、言葉を穴埋めすればいいようにしたりして、児童が容易に書き込めるようにし ました。<br />
児童は、ストローで三角形を作る活動に意欲的にとりくみ、集中して学習することができました。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
276:遊びながら体験しよう。
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=540#block250-540
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<div> 入学してから半年が経ち、学校生活にも慣れてきた一年生の子どもたち。色々な学習をする中で、自分の得意不得意が少しわかり始める時期になりました。そこで、音楽に対する苦手意識を無くし、楽しんで活動できるように、遊びをたくさん取り入れた学習を展開するよう心がけています。鍵盤ハーモニカの練習は、「どれみでのぼろう」の曲をつかってド・レ・ミ・ファ・ソのかけっこ遊びをしました。かけっこのように速くドレミファソが弾けるように工夫して練習させると、最初は人差し指だけで演奏していた子が、そのうち五本の指を順番に動かした方が速く弾けることに気が付きました。うまく順番に指が動かないので、事前に学習した「ゆびあそびのうた」を振り返って指の体操をしていました。遊びから、自分の課題を見つけて意欲的にとりくむ子どもたちの姿が見られました。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
275:確かな知識と技術を身につけ、社会の変化に対応し、
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=539#block250-539
1
<div><strong>生活に活かす力を育む学習指導のあり方 ~地域の食材を活かした調理を通して</strong></div>
<div> </div>
<div><strong> 船橋市の家庭科部会では、生徒の学習意欲が高まり、主体的に問題解決にとりくむことができる魅力的な題材の開発等を行っています。千教研発表にむけて、船橋の特産である鰯を題材にした授業を展開しました。<br />
それぞれの班が工夫を凝らし、全班が異なる鰯料理を作る授業を行いました。計画の段階から、魚を上手にさばきたい、他班よりも工夫して美味しく作りたいという生徒の高い意欲がみられました。基礎的な魚調理の技能等、今後の生徒の生活に活かすことができるとともに、生徒にとって新鮮で、楽しみながらとりくむことができる題材であったように思います。<br />
また、地域食材の使用により郷土への関心や他教科との関連が生まれたりと、今後の可能性の広がりを感じました。<br />
さまざまな教科・場面でつながりが生まれることにより、生徒に新たな気付きや思いが生まれ、より楽しくわかる授業へと近づけるのではないかと考えます。今後も生徒が楽しめる題材の開発に励みたいと思います。</strong></div>
<div> </div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
274:鑑賞をとおした自分のこだわり
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=538#block250-538
1
<div> 作り手のこだわりがみえてくるものが良い作品の条件ではないかと自分は考えます。自分の「思い」を大切にし、それを表現するためにこだわりを持ってとりくんでいく。そのような授業をいつも心がけています。そのこだわりを意識するきっかけとして、鑑賞の授業を大切にしていかなければと思います。<br />
私が実践した鑑賞授業「ここがおすすめ!あなたも私も鑑定士」は、こちらが用意したさまざまなジャンルの絵の中から一つを選び、絵の良さをみんなに伝えていこうというものです。ある子どもは森を描いた作品から一本だけ大きさの違う木をみて、作者の気持ちを伝えていました。たくさんの生き物が描かれている絵を選んだ児童は、争いのない平和な世界を表していると伝えていました。人がどう見たかではなく、自分が感じたことや思ったことを自分の言葉で伝えることが自分自身のこだわりを知ることにつながっていくのではと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
273:地域素材を通して生産者の工夫や努力を実感できる農業学習
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=537#block250-537
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<div> 小学校五年生の社会科では、地域をとおしての学習から日本全体の産業学習へと拡大します。体験学習などが減ってきたのも影響してか、「社会科が分からなくなった」といった声をよく耳にし、私自身が五年生を担任した時、いつも気になっていたことでした。<br />
そこで、五年生に地域(学区)における農業学習を付け加えて、日本の農業を学習する単元を構成することにしました。<br />
まず、地域素材を扱う学習として、「田植え・草取り・稲刈り・生産者を迎えた野外教室」の四回の体験学習を計画しました。<br />
また、茂原市でよく生産されている「米」、「ねぎ」、「葉たばこ」を取り上げ、教科書に掲載されている事例題材「米づくりの盛んな庄内平野」の内容に沿って付け加えました。<br />
児童は学習する中で、身近な農業を基に、遠く離れた地域の農業とを比較しながら「日本の農業の特徴」を捉えている様子が見られました。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
272:実感を伴った理解を図るための 学習プログラムの開発 ~第3学年
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=536#block250-536
1
<div><strong>「風やゴムの働き」の学習を通して~</strong></div>
<div><br />
<strong> 「ゴムを六センチ引くと重くなってきたよ。」「強い風では、体が持っていかれそうになった。」(ワークシート児童の記述より)<br />
三年生から始まる理科。児童にとって初めての実験となる「風とゴムの働き」は理科のスタートとなる大切な単元です。諸感覚をフルに活用して観察・実験にとりくみ、感じ取っていくこと、そして考えていくことが「実感を伴った理解」につながるものと考えまし た。<br />
そこで指先で微妙な力を感じ取る「繊細さ」と、体全体で感じとることができる「ダイナミックさ」を実験に取り入れていけるように教材・教具を開発しました。<br />
理科が他教科と異なる点、面白い点は目を輝かせてとりくむ観察・実験があることです。これからも、「驚き」と「感動」のある理科の授業をめざし、未来を支える科学の目を育てていきたいと思います。</strong></div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
271:陸上運動に意欲的に とりくむための教材づくり ~ハードル走の学習を通して~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=535#block250-535
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<div><strong> 小学校で学習する陸上運動の学習内容の習得について、ハードル走の実践を通して考えていきます。<br />
①インターバル走<br />
ハードル間の異なる三種の場(6m、6・5m、7m)を設定し、自分に合った場で、リズミカルに三歩で走る練習をします。グループの仲間同士で動作のチ ェックをし、教え合う場を設定することで、技能を向上させることができました。<br />
②タイムアタック<br />
40m走のタイムから、個人のハードル走の基準タイムを設定し、そのタイムに近づけるように練習をしました。個人としてだけでなく、毎時間グループや学 級での合計タイムを縮めていくことで、意欲が持続し、大きな達成感を味わわせることができました。<br />
小学校高学年のハードル走では、「リズミカルなまたぎ越し」を習得することが大切だと考えています。子どもたちが自己の伸びを体感できる教材づくりについて、今後も研究を深めていきたいと考えております。</strong></div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
270:防災ゲームをつくろう
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=534#block250-534
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<div> この度の震災を通じて、学校での防災に対する日頃のとりくみがますます重要であると考えます。<br />
そこで、私が前任校において総合学習でとりくんだ防災教育を紹介します。<br />
まず、校内の防災設備や防災備蓄倉庫から、日常生活の中にある身近な所に、自分の命を守る手助けがあることに気付き、防災や減災に対する知識を身につけました。また、学区にある川流域付近の液状化、国道による学区の分断を取り上げ、災害発生時は学校が避難所となること等を知りました。学習活動をとおして防災意識を高め、災害に負けない知識を身につけたあと、主体的に防災の情報発信をするゲームを作成しました。これにより、児童は、一連の活動を通じて防災の重要性を認識することができました。今後、児童が自助と共助の大切さに気づき、いざという時には①自ら考え主体的に判断・行動できること②自らを律しつつ、互いに協調し、他人を思いやること、ができることを期待しています。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
269:人生の先輩の生き方に学ぶ道徳授業 ~なりたい自分になるための探究的な学び~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=533#block250-533
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<div> 人生の先輩の生き方に学ぶ道徳授業を、なりたい自分になるための探究的な学びとするためには、三つの柱、一、学びの動機づけ、二、学びのつながり、三、学びの積み上げ、が有効であることを、授業実践をとおして検証しました。具体的には道徳の時間と総合的な時間とを往還し、自らの生き方について探求的に学びを深めていけるような授業プログラムを構成し、実践しました。学びの動機づけでは、自作資料「プロサッカー選手 遠藤保仁選手の生き方」を用いて誰もが持っているであろう強い問いを引き出しました。学びのつながりでは、人生モデル調査、ゲストティーチャーや仲間との対話の時間を確保し、探求的な学びを継続することができました。学びの積み上げでは、学習履歴図を用いて自己評価することができました。<br />
生徒は、本授業をとおして、仲間と共に探究的に学びを積み上げ、自らの生き方と真剣に向き合い、暫定的な夢やなりたい自分を描くことができました。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
268:心豊かに生きる子どもの育成 ~自己表現力を高め、生かす指導を通して~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=532#block250-532
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<div> 本校では、二〇〇六年度から、「自己表現力の育成」をめざして研究にとりくんでいます。何事にも素直にとりくむことができ、知識理解の習得にも優れた面をもっている子どもたちが多い反面、自分の思いを表出したり、他者の思いを共感的に受け入れたりする力を育むことが課題であると考えます。そこで、相手の思いを受けとめながら聞き、自分の表現に生かすことができる子どもの育成をめざして実践にとりくみました。<br />
高学年の社会科の実践を例に挙げると、五年生では、「自動車を買いかえるならハイブリッド車かガソリン車か」をテーマに討論をする学習を通して、考えを深め伝える力を育みました。<br />
六年生は、千葉市生涯学習センターの見学や利用者からのアンケートをもとに、より多くの人に利用してもらうための講座を考えました。さらに、考えた講座を生涯学習センターに提案しました。この実践を通して、政治のはたらきを身近に感じ、積極的に関わる素地を作ることができました。<br />
今後も、さまざまな教科での実践を通して自己表現力を高めていきたいと考えています。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
267:生徒が主体的に考察するイオンの学習
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=531#block250-531
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<div>中学校三学年理科の授業実践です。イオンの学習において目で見て分かる実験から、生徒が主体的に考察する授業を組み立てました。<br />
食塩水などに含まれるイオンは肉眼で見えないので、生徒はイメージをつかみにくくなっています。そのため、イオンの大きさや電気とのつながりを生徒に考えさせる教具を開発しました。<br />
生徒はイオンの大きさを穴の直径が分かっているセロファンなどの膜を通るかどうかで推測します。<br />
また、イオンと電気のつながりを理解するために、モーターの原理である電気と磁石の関係を利用してイオンの流れを観察します。さらに、その流れで動く船を観察してイオンの性質を調べます。<br />
生徒は、二学年で学んだ導線の電流と同様の性質が、食塩水に流れる電流にもあることに気付き、電流のとらえ方を広げました。<br />
この授業で、生徒が主体的に考察する姿が見られ、考える力を高めるきっかけとすることができました。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
266:パズルのように組み立てて、問題を解決しよう
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=530#block250-530
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<div> 「誰の意見も分け隔てなく、同じように集中して聞いてほしい。」 どの子の話も公平に聞くためには、一人ひとりがパズルのピースにあたる大切な情報を調べ、調べたことを伝え合うことによって問題を解決するような学習のスタイルをとればよいのではないかと考えました。<br />
六年生の「人の体のつくりとはたらき」において、「なぜ、呼吸が速くなると、心臓の拍動も速くなるのか」というテーマを設定しました。まず、心臓・肺・血液それぞれのはたらきを手分けして調べて伝え合います。そして、聞いて理解したことと自分が調べてわかったことを関連させて、テーマに対する答えを導きました。<br />
テーマに迫るためには、自分の調べていない情報が必要なため、友だちの話を真剣に聞き「そうなんだ!」と明るく顔を輝かせる子どもの姿が見られました。「聞く必然性をつくる」ことは、聞く力を育てる一つのヒントになると感じました。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
265:鑑賞って楽しい
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=529#block250-529
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<div> 近年、図工・美術科で鑑賞についての関心が高まっています。それに伴い「鑑賞指導の方法がわかりづらい」といった声を聞くようになりました。私は鑑賞に関心があったので、自分なりに学び、実践してきました。その中で、鑑賞は指導者の価値観を提示するのではなく、子どもたちと作品との出会いを演出することが大切であると考えるようになりました。子どもたちは、作品を鑑賞する時に、自分の経験に重ね合わせて見ます。つまり、見方は一人ひとり違うということです。そのさまざまな意見を指導者が引きだし、皆で共有することで見方が深まり、心に残る鑑賞活動になると思います。<br />
私が実践した「風神雷神図」の鑑賞授業で、「風神はカブトムシで雷神はクワガタだ」という意見を言う生徒がいました。角の数に注目しての発言ですが、その生徒は自分の経験に重ね合わせて、この名作を自分の言葉で語ったのです。これでよいのではないでしょうか。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
264:切り絵 & 折り染め体験>
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=528#block250-528
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<div> 小学校三年生の図画工作科での実践です。黒色画用紙に簡単な切り絵のデザインを印刷しました。子どもたちは、印刷された黒い部分をカッターで切り抜くだけです。地が黒色ですから、失敗もあまり目立ちません。少し不器用な子も、安心して作品づくりにとりくむことができました。<br />
続いて、折り染め体験です。隣のクラスと合同で、保護者を交えた授業参観で実践しました。障子紙を決まったパターンで折り、染料に浸すだけで簡単に染まります。様々な色に浸して、紙を開くと、そこには何とも美しい模様が広がります。二度と同じ模様にはならない偶然の美を目の当たりにして、子どもも大人も、夢中になって次々と紙を染めていきました。<br />
この折り染めに、先ほどの切り絵を重ねて窓に掲げると、ステンドグラスのような雰囲気が味わえます。<br />
図工が得意な子も、不得意な子も、みんな素敵な作品を作ることができ、大きな満足感を得ることができました。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
263:主体的に保健体育学習にとりくむ生徒の育成 ~バレーボールの授業を通して~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=527#block250-527
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<div> バレーボールの一番の楽しさは、ボールを落とさずにラリーを続けるところにあります。そのためには、基本的技能の向上とチーム内での連携した動きを身につけることが不可欠です。本校では、三年次で「通常のルールでゲームを行う」ことを大きな目標に設定し、 「ドリル練習」と「ルールを工夫したゲームの充実」を柱として、学年間の接続と系統性を意識した段階的な指導を行っています。また、生徒たちの話し合い活動も多く取り入れ、思考力や判断力、課題解決能力、コミュニケーション能力の育成も目指しています。こ うした授業により、生徒が良き人間関係を構築しながらバレーボールの楽しさを体感し、それが主体的なとりくみの向上につながっていくと考えます。<br />
中学生期は、心も体も大きく成長する時期です。体育の授業を通して、生徒が生涯にわたり運動に親しみ、心 身ともにたくましく成長できるよう、今後もより良い授業をめざしていきたいと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
262:自ら本に手を伸ばす子どもの育成をめざして
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=526#block250-526
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<div> 本校では、「本好きな子どもを育てる」ために、二〇〇七年度から学校図書館活用について研究にとりくんできました。子どもたちは授業の中で図書館を活用するのはもちろん、週二回の朝読書に積極的にとりくんだり、「高三小おすすめの本」を読んだり、「本の宝箱」の活用や読書カードによる自分の読書生活の振り返りをしたりと、自ら本に手を伸ばすようになってきました。<br />
教職員側の支援も充実しています。定期的に「高三お話会」といって、全教職員が一斉に朝の時間を使っていろいろなクラスで読み聞かせをしています。担任をしているクラス以外で読み聞かせをするのは緊張しますが、子どもたちの真剣な眼差しを見ていると、読み聞かせにも力が入ります。<br />
このようなとりくみの中で培われた読書力をもとに、子どもたちが自らの課題解決のために図書館を活用し、主体的に学習にとりくむ力を育てていきたいと考えています。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
261:証明の構想を立てる力を高める数学的活動
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=525#block250-525
1
<div> 中学校二学年数学科での実践です。証明をする際の構想を立てる力を高めるために、三角形の合同条件を用いた証明の構想を立てる段階で、以下の二つのことを行いました。<br />
まず、合同と予想される二つの三角形の辺や角を対応させてかいた図(比較検討図)を作成しました。次に、比較検討図をもとに対応する辺や角の相等についての根拠を調べ、証明の流れを理解するために役立つ図(証明構想図)を作成しました。<br />
そして、仮定を青色、まだ根拠のわからないものを黄色、結論を赤色と色を付けました。それぞれ辺や角に色を付けたり、色付きの付箋紙を利用して分類したりしました。三色は信号機の順番に対応させて証明の流れを把握しやすくしました。これらの結果、生徒は仮定と結論の区別を確実にできるようになりました。また、証明に必要な辺や角に着目し根拠を用いて説明でき、証明の構想を立てる力が高まりました。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
260:児童の主体的活動を高める学習作り~ハードル走の学習を通して~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=524#block250-524
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<div> 自分たちで運動のルールや特性を見つけ出し、それに工夫改善を加えながら親しんでいく力を身に付けさせたいと思い、次のような手立てで進めてみました。<br />
まず、チェックリストの作成を行いました。ハードル走の特性を理解し、理想の走りに近づくための課題を自分たちで見つける活動を単元の最初に組み込みました。<br />
次に、チェックリストで見つかった自分の課題を解決するために、三つの練習コース(アプローチ、ハードリング、リズム・インターバル)を児童に選択させました。<br />
児童は、与えられたチェック項目をもとに指示された練習コースで活動するのではなく、自分で課題を見つけ、自分で課題解決方法を選択することで、意欲的・主体的に活動することができたように感じます。体育の学習の中で身に付けた自発性・主体性を、普段の生 活の中でも活かせるようになることを期待しています。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
259:心と体を育む授業実践 ~長距離走に着目して~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=523#block250-523
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<div> 健康的な生活を送る上で欠かせない体力要素の一つに持久力があります。特に中学生期には、呼吸循環器系が著しく発育する時期であり、長距離走は適時性のある題材だと考えます。しかし、苦手意識を持つ生徒も少なくはなく、次のような点に配慮し指導しています。「走ることについての意義を理解させる」「自分にあったペースで走らせる」「個々の伸びを評価する」「周りと比較をしない」などです。<br />
長距離走は、地道なとりくみで確実に力が伸びるので、努力の成果を実感できます。決して楽しい面だけではありませんが、だからこそ、やり抜いたあとの達成感も大きいです。また、個人の種目ながら、同じ目標に向かって仲間と共に汗を流すことは、喜びの共有にもつながり一体感も生まれてくるように感じます。<br />
このような点から長距離走は、体だけでなく心を育むことにも大きな効果のある題材だと感じます。前向きな気持ちでとりくませていきたいです。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
258:体験を重視した楽しい理科学習をめざして
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=522#block250-522
1
<div> 今年は、理科専科です。担任の時も、今も、モットーは、「楽しい授業」です。<br />
六年生の最初の単元は、「ものの燃え方と空気」。空気の成分に目を向け、物が燃える前後の空気の違いを学習します。導入として、「空気の中の原子が見えたとしたらどう見えるか」という授業を行いました。DVDの映像を見ながらの授業でしたが、空気中を酸素や窒素がとぶ様子には、歓声があがりました。<br />
一学期の最後の単元は、「てこのはたらき」。てこの原理を利用した道具や仕組みを実際に体験しながら授業を進めました。最後には、自分たちで小さなさおばかりを作りました。自分の作った秤が正確か知るために、上皿てんびんなどを使って確認しましたが、意外と正確で、どの子もびっくりしていました。<br />
授業のアンケートでは、この原子の学習と、天秤の学習はとても好評でした。<br />
これからも、子どもたちと授業を楽しみながら進めて行きたいと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
257:落語をやってみよう
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=521#block250-521
1
<div> 本校では、国語を中心に児童の「伝え合う力」の育成にとりくんでいます。<br />
四年生の「落語をやってみよう」は、「笑い」を通して伝え合う力を身に付けるために、発展的学習として設定しました。子どもたちが相手(三年生や地域のお年寄り)をいかに楽しませるかを共通の目標に設定し、どのようにすれば相手に面白さや楽しさが伝わるかを考えました。表現の仕方を変えたり、身振りや手振りなどの工夫をしたりすることが学習の中心になりました。また、自分の選んだ落語や小ばなしの面白さを相手に伝えるために、招待状を作成し、相手をひき付ける工夫をしました。<br />
子どもたちは、兄弟学級の三年生を招待した時に身を乗り出して話に聞き入る三年生の姿に手応えを感じ、地域の行事ではお年寄りの笑いと拍手喝采に自信を持つことができたようです。<br />
また、自分の思いを相手に伝えることの難しさと、伝わった時の喜びを授業を通して実感することができたようです。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
256:ボール運動に必要な技能を身につける教材づ
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=520#block250-520
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<div><strong>くり―フラッグフットボールの学習を通して―</strong></div>
<div> </div>
<div> 小学校で学習するボール運動に共通する学習内容の習得について、フラッグフットボールの実践を通して考えていきます。<br />
①ボールの投捕の技能<br />
一チーム(五~六人)で丸く並び、向かい合った仲間へボールをパスします(ナンバーパス)。本単元では、これを動きながら行い、フラッグフットボールに必要な投捕の技能(ピッチ、スナップ、ハンドオフ等)を向上させることができました。<br />
②スペースへの動き<br />
メインゲームを四人対三人で行いました。意図的にアウトナンバーをつくることで、スペースへの意識づけを行いました。また、作戦ボードやハドル(チーム内で作戦を話し合う時間)を有効に活用することで、スペースへの意識を高めることができました。<br />
フラッグフットボールは多くの学習内容を身に付けられるすばらしい教材です。多くの学校で実践されることを望んでいます。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
255:人とかかわり合い、自分の思いを表現できる子どもの育成―
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=519#block250-519
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<div><strong>「表現運動」の学習を通して―</strong></div>
<div> </div>
<div> 本校の子どもたちには、自分の考えや思いをうまく表現できないという実態が伺えます。そこで、体育科の「表現運動」の学習において、友だちと動きを考え一緒に踊る活動から、自分の思いを自信をもって表現できる子どもを育てたいと思い、実践にとりくみました。<br />
(1)ペアづくりの工夫<br />
男女の二人組を組ませ毎時間相手をかえて踊った。その際、はずかしがったり表現をするのが苦手だったりする子どもと、積極的に表現ができる子どもを教員が意図的に組ませた。そうすることで、安心感が生まれ、相手の動きのまねからはじまり、体を使った表現 方法が徐々に身についていった。<br />
(2)はずかしさを取り除くための手立て<br />
高学年では、はずかしさや踊ることに対する不安を解消することが、最大の課題ととらえた。そこで、導入の段階で『新聞紙』や『ミラーごっこ』を取り入れた。どちらも、お互いが向かい合い、一人がいろいろな動きをして、もう一人がその動きをまねをして踊る。自然と相手とコミュニケーションをとり、はずかしさや踊ることへの不安を解消していった。<br />
(3)見せ合う活動<br />
友達の作品を見てよかった点を言葉にして相手に伝える。この活動は、今まで気づかなかった自分のよさを友だちが見つけてくれるので、自分の動きに自信をもつことができた。<br />
今後も表現運動の学習を継続し、この成果を違う場面や他教科にも広げていきたいと考えます。 </div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
254:話す力の育成をめざして
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=518#block250-518
1
<div> 私は今年度初めて五年生の担任となりました。四月から子どもたちの様子を見ていると、友だち同士とても仲良く話をしています。しかし、授業中みんなの前でとなると、ほとんどの児童が話すことに苦手意識をもち、積極的に手を挙げて話そうとするのは、数人となってしまいます。<br />
そこで、私は話すことに焦点をあて、「話す力の育成」にとりくもうと考えました。<br />
まず、とりくんだことは、国語科で自分のよいところをみんなに「アピールをしよう」と単元で、課題設定を工夫したことです。教科書の展開通りに与えたら、児童はあまり意欲を示しませんでした。しかし、「自慢大会をしよう」に変更しただけで、児童はとても意欲的にとりくむようになりました。<br />
また、朝の会で「一分間スピーチ」を二週間毎にテーマを変えて行っています。スピーチメモの利用や、スピーチの手立てを教え実践しています。<br />
このようなとりくみを年間通して、継続的に指導し、話す力を高めていきたいと考えています。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
253:表現し合う楽しさの実現に向けて
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=517#block250-517
1
<div> 本校は、2004年度から「キャリア教育」の研究を進めてきました。児童は自分たちで必要な情報を探し、それを活かして自分の考えを発信しようとする意欲が高まってきています。<br />
昨年度からは児童の主体的な活動が期待できる算数科を取り上げ、児童の表現力・思考力を育てることを目的に研究にとりくんでいます。算数科において、「他と関わりながら学ぶ」=「算数的コミュニケーション活動」であると考え、学習の中で自分の考えを算数的(数・式・図表・言葉で表す)に表現したり、友達の考えを読み取ったり、話し合ったりすることを重視し、授業を展開してきました。<br />
自分の考えをわかりやすく伝えたり、みんなの前で発表したりすることが得意ではない児童たちが、まず、小グループの友達に自分の考えを説明することで自信が持てるようになってきました。また、友達の考えも理解し、考えようとする児童も多くなってきています。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
252:子どもたちが夢中になる物語の出版学習
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=516#block250-516
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<div> 新学習指導要領小学校国語科では、言語活動例に「物語の創作」が新たに加わりました。しかし、子どもたちが作った物語も原稿用紙のまま掲示物として貼られていたのでは、実生活で生きてはたらく力の育成にはなりません。<br />
そこで「作家になろう」という、創作した物語を地域に出版するという大単元を作り、実践しました。清書ではパソコン入力してクラスで一冊の本にまとめて地域に百部出版し、近隣の小学校や図書館、病院の待合室などに置かせていただきました。それがきっかけで、他校と創作した本を交換し合う学習交流が生まれ、一年間で二校合わせて六冊の本を出版しました。「物語を読まずにはいられない、書かずにはいられない」という、生き生きと物語を楽しみ続ける子どもたちを育てたいという願いに、少し近づくことができた実践でした。<br />
今後も指導計画や指導方法を改良し、地域との交流を図りながら、継続的に実践していきたいと考えています。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
251:伝統的な言語文化を通して育てる言語力
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=515#block250-515
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<div> 新学習指導要領・国語科に〔伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項〕が新設され、高学年では「俳句を書く」という言語活動が示されています。高学年の俳句単元の導入として、「書く」ことを通して、俳句に親しむことのできる授業づくりができないかと教材研究を行いました。事前アンケートの結果から、児童の多くに俳句に対する抵抗感があることが分かりました。そこで、学習への抵抗を無くすため、「ちびまる子ちゃん」の映像やクイズによって俳句の基本的な決まりをおさえました。俳句づくりでは、全員が創作できるよう、自作の写真教材を用意しました。その結果、全ての児童が四十五分の中で俳句を完成させ、達成感を味わい授業を終えることができました。<br />
今後、鑑賞や推敲など、さらに俳句の世界に触れる機会を多く作っていき、古典に親しみながら、児童の言葉の力が確かに、そして豊かに身に付いていくように授業の改善を図っていこうと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
250:表現豊かに読む、読み取り活動
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=514#block250-514
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<div> 2学期に本校4年生で実施した「一つの花」の授業を紹介します。実態調査の結果、物語文を読むことに苦手意識があったり、物語の登場人物に感情移入できなかったりということが分かりました。そこで本学級では音読活動の充実を図りました。<br />
授業のはじめに「ペア読み」「タケノコ読み」などさまざまな音読活動をさせ、文章をすらすらと読めるまで練習しました。このことは音読が苦手な児童にも自信を与えました。次に好きな部分を強弱や間などをさまざまな線で表したり、気持ちを吹き出しで加えさせたりして、自分だけの台本作りをさせました。その上で音読発表会を開いたことで、子ども達が意欲的に楽しんで音読できるようになりました。また、どうしてそう読んだのかを担任が問いかけることで、登場人物の心情に迫り、深い読解に繋がりました。これからのとりくみとして、教科書の物語だけでなく、自分の好きな詩や文を自分なりの表現方法で音読させていきたいと考えています。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
249:課題を理解し。動きや技能を育む体体育学習 「ネット型」ゲームの学習を通して
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=513#block250-513
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<div> 八積小分会での体育指導では、①「生きる力」を育成する②知識・技能の習得と思考力・判断力・表現力等の育成を重視する③豊かな心と健やかな体を育成することを重点としてとりくんでいます。<br />
そこで、ルールや作戦を工夫し、課題発見・解決していく中で、集団対集団の攻防により楽しさや喜びを味わうことができる学習として、五年生を対象に、ボール運動「ネット型」のプレルボールの授業展開を行いました。<br />
学習では、①ボール操作②ボールを持たないときの動きを課題とし、①では、サービス・パス・返球など、ボールを制御する技能習得として、「ラリーゲーム」を行いました。②では、落下点の予測・移動、味方のサポートなど、ボール操作に至るための動作習得として、「協力チームラリー」を行いました。<br />
この学習を通して、協力し、技能を身に付け、ルールやマナーを守り、仲間とゲームの楽しさや喜びを共有することができました。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
248:立体を伝える活動を通して
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=512#block250-512
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<div> 中学1年数学科での実践です。立体を直接見ることができない相手に、FAXで立体の情報を送るという場面を想定し、立体の「説明書」を作って伝え合います。それぞれ違った立体模型の情報を紙にかき、互いにその情報を交換して粘土で再現するという流れです。生徒は、立体模型を様々な角度からじっくり観察し、構想を練ってからかき始めました。ある程度かき終わると、「説明書」を客観的に点検し、相手に伝わるかという不安から、必要と思われる情報をかき加えていきました。この活動を通して、立体についての理解を深め、言葉の役割や目的にあった図の必要性を実感させることができました。<br />
今回は、投影図や見取図の活用を意図して実践しましたが、言葉だけで伝える展開も考えられます。基本的な立体であれば、小学校でも可能ではないでしょうか。この「伝える」という活動は、他の分野でも理解を深める上で有効な手段になりうると考えます。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
247:継続は力なり
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=511#block250-511
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<div> 週1回漢字テストを行っています。約200人分の採点をするのは正直つらい時もありますが、「やったー!満点だ」「先生、次は頑張るね」という生徒の言葉を聞くと、また頑張れます。生徒一人ひとりの漢字の読み書きの力が少しでも付けばいいなと思います。<br />
また、教科書の音読も授業の中で大切にしています。1年生のころから習慣づければ、学年が上がっても、恥ずかしがらずに読めるようになると思っています。<br />
現在は、古典の調べ学習を行っています。図書館を活用し、一人ひとりがテーマを決めて調べる・・・司書教諭や学校図書館員の方に教えを乞いながら、目下奮闘中です。<br />
今、自分が教壇に立てるのは、今まで出会った多くの教職員の方に様々なことを教えていただいたからだと痛感しています。これからも私自身が「学ぶ気持ち」を大切にし、微力ながら後輩の教職員にも伝えられることを伝え、「わかる授業・楽しい授業」の創造に努めていきます。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
246:こころ・からだ・なかまを育む「学び」の楽しさや喜びを味わう学習
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=510#block250-510
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<div> 『こころ・からだ・なかまを育む~「学び」の楽しさや喜びを味わう学習のあり方を求めて』というテーマのもと、30年以上体育学習の研究にとりくんでいます。<br />
これまでの「めあて学習」の考え方を基盤とし、子どもたちの発達段階や学習状況を考慮しながら、身につけさせたい技能を明らかにして、「楽しみながら自然に技能が身につく運動の取り上げ方、場の工夫の仕方」を考え、器械運動と体つくり運動に焦点を当て、授業実践にとりくんでいます。<br />
体を動かす心地よさが楽しい、できたこと・できることが楽しい、学ぶことが楽しい、仲間と協力し合い励まし合って学習することが楽しい、そんな体育好きの「長作っ子」がたくさんいます。<br />
休み時間でも、自然に自分たちから鉄棒やのぼり棒、「千葉県1周マラソン」などを楽しむ、明るく元気あふれる長作小を子どもたちも、私たち教職員も大好きです。 </div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
245:指導内容の明確化・体系化―新しい体育の授業づくり―
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=509#block250-509
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<div> 1学期に本校三年生で実施したベースボール型ゲームの授業を紹介します。<br />
実態調査の結果、投・捕・打の技能やルール等の知識の習得が課題であることが分かりました。そこで3年生においては①投球と捕球技能の習熟、②基本的なルールの理解、を主な指導内容としました。<br />
バットを使わず、バッターが投球することから攻撃を始めるゲームを行うことで、投球と捕球の試行数を保障し、ゲームの中でも技能向上が図れました。また全員に一塁に走る機会を保障することにより、投げて(打って)走るなどといった基本的なルールも理解されました。様々な技能の児童が共に楽しみながらゲームにとりくむ姿も見られました。<br />
なお打撃の技能は、4年生で手打ち、5年生でラケット、6年生でバットと体系的に発展させて習得を図ろうと計画をしています。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
244:授業力アップをめざして
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=508#block250-508
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<div> 本校では、教職員の意識改革と資質向上(授業力アップ)を目指し、教職員自らが課題を見つけ、学び、考え、よりよく問題を解決する資質や能力を身に付けることを目的に研究にとりくんでいます。研究主題を「学ぶ楽しさと充実感を味わえる児童の育成~各教科・領域を通して~」とし、教職員一人ひとりが研究教科・領域を決め、研究計画を立案し、指導案作成のもと、授業研究を行っています。<br />
私がとりくんでいる国語科では、「自分の考えを自分の言葉で表現できる子」という児童の育成に向けて、「修学旅行について紹介しよう」という目的のもとに、体験したことをガイドブックにまとめる学習を行いました。そして、そのガイドブックをもとに5年生に紹介しました。話を聞いた5年生も修学旅行についての見通しをもつことができました。<br />
これからも授業力アップを目指して、日々の研修を大切にし、先輩教職員の授業を参考にしながら力をつけたいと考えています。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
243:百人一首を通して
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=507#block250-507
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<div> 私の学級では、月に1度、百人一首大会を行っています。日本の古文化に触れよう、ということで始めたとりくみも2年目となりました。百人一首を始めたころは、難しくてわからなかったり、なかなか札が取れず苛々したりする子どもたちの様子が見られました。しかし、回を重ねるごとに「前回よりも札が取れた」「歌を十首覚えてきた」などの声が子どもたちから聞こえるようになり、いつしか月に1度の百人一首の日は、学級にとって特別な日になりました。人数は4人を1グループとし、上位2人と下位2人は次の月では入替制となるので、子どもたちは自分の実力に合ったグループでとりくんでいます。6年生の短歌と俳句の授業で、「この歌はどんな意味なのだろう」「この歌を詠んだ人物について調べてみたい」という子どもたちの声から興味の幅が広がっていることを実感しました。これからも、美しい響きを持つ、この日本文化の理解をより深めていきたいと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
242:伝え合いを通して読みを深める読書指
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=506#block250-506
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<div> 本学級には、本に親しむ児童が多く、6年生ではより深く本の世界に親しみ、読書を通して今後の生活を豊かなものにするための視点を与えたいと考えました。そこで、物語『きつねの窓』を読み、感想や学習問題に対する自分の考えを付箋紙に書き込ませ、黒板や台紙上で分類し、同じ考えをもった児童のグループで、自分の考えや根拠を説明し合う場を設けました。そうしたことで、児童は自分の考えをはっきりさせた上で話し合いを進め、大変よい反応でした。この授業を通し、児童からは、「友達の色々な考え方を知ることができておもしろかった。」などの感想が多く出ました。友達との共通点や相違点を意識しながら話し合いを進め、多様な読み取り方があることに気付き、友達と自分の考えを説明し合うことができました。この学習を通して、今後読書をする際に、物事には多様な見方・考え方があることを意識し、読み物を自分なりに深く読むことができるようになるのではないかと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
241:学校の枠をこえての授業づくり
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=505#block250-505
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<div> 鴨川市では義務教育の9年間を見通した新しい学びをつくり出すことをねらいとして小中一貫教育にとりくんでいます。本校のある鴨川中学校区の4小学校1中学校では、昨年度6部会に教員が分かれて情報交換や各校の研修を核にした授業づくり等を行いました。<br />
そのうち「学力向上部会」では、本校の研修「教えて考えさせる」授業づくりにかかわって授業づくりをし、4年「面積」の単元で複合図形の求積をする授業を行いました。<br />
複合図形の求積の基本的な方法を自力解決前に教えた結果、ほとんどの子どもが自力で面積を求められました。そのことから、導入時に基本的な方法を教えることは、考えさせるよりも知識を確実に定着できると感じました。<br />
今回、小中の教員が模擬授業や指導案検討をともに行うことで、9年間を見据えて育てたい力を考えることができました。また、わかりやすく教えることの必要性を改めて確認することができるよい機会となりました。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
240:学年始め全校遠足
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=504#block250-504
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<div> 本校では「①異年齢ペアを作り集団の一員としての自覚を深める、②1年生の入学を歓迎し、楽しく活力のある学校の創造に向けて自主的実践的態度の育成を図る」ことを目的に、毎年4月に全校遠足を行っています。<br />
学年始めの慌ただしい中ですが、異学年とのペアを作り、どのペアも3回程の校内活動を経て、本校から『千葉こどもの国(Kids Dom)』までの片道3キロメートルの行程を2時間かけて往復します(「こどもの国」では2時間ほど自由に遊びます)。<br />
子ども達は、お互いの気持ちを察しながら歩き、遊びを通し、交流を深めます。この体験活動を通して、忍耐力に加え、上学年では責任感や達成感を、下学年では所属感を育むことができます。またこの行事は、クラス替えをして間もない子ども同士、あるいは子どもと教職員との相互理解の場にもなっています。このため、学級づくりを進める上でも欠かすことのできない行事になっています。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
239:作文って楽しい!
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=503#block250-503
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<div> 子どもたちの生活は驚きや喜びに満ちています。そんな気持ちを言葉で表現する技術が身に付けば、子どもたちの生活には知的な深まりが生まれるのではないかと思います。<br />
そこで、私の学級では作文の練習をすることにしました。はじめは何を書いたらよいかわからないという児童が多かったので、構成の仕方を教え、例を示しながら一緒に書いていきました。1つ目の作文は、構成は整いましたが似通ったものになってしまいました。ところがその後、子どもたちが「別のことで書いていいですか?」と言い始めたのです。自由に作文を書かせているうちに、1時間の中で自分なりの作文を仕上げることができるようになりました。書きためた作文は冊子にし、最後のページには写真を貼って、保護者からコメントもらう欄を作りました。<br />
作文は表現の手段です。子どもたちが表現したことを受け止め、感想を言ったり質問をしたりして、技術とともに書く意欲を大きく育てていきたいと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
238:QOLの向上をめざして
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=502#block250-502
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<div> 本校では、「健康教育」を課題とする研究にとりくんでいます。子どもたち一人ひとりのQOL(生活の質)の向上を目標として、学級活動や保健学習を中心に、ライフスキル学習や体験学習を積極的に取り入れた実践研究を行っています。<br />
2年生の学級活動(歯科指導)の授業では、歯科衛生士を招き、健康な歯を保つことの必要性や上手な磨き方の指導を受けました。子どもたちは、熱心に話を聞き、楽しみながら歯磨きにとりくみました。そして、学んだ知識を生かし、意思決定スキルを取り入れたワークシートを用いて自分の生活を振り返り、より良く生活するための行動を選択します。健康な歯を保つこととQOL向上とのつながりを理解し、生活に生かしていくのです。<br />
このようにして、生涯を通じて自らの健康を管理・改善し、生きがいを持って生活できる資質や能力の基礎を培っています。<br />
( ※Quality Of Life, 略語QOL )</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
237:「書く力・地域愛を高める雑誌作り」
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=501#block250-501
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<div> 2007年度、私は長期研修生として、小学六年生を対象とした雑誌作りにとりくみました。国語の学習を通して、「見通しをもって計画的に書く力・知恵を出し合い、仲間と協力して書く力」を育てることが目的でした。<br />
子どもたちは「企画会議」「編集会議」「アポイントメント・取材」「執筆」「推敲・校正」といった編集活動を通し、地域のよさを伝えるための雑誌を作り、地域に向けて繰り返し発信しました。完成した雑誌を地域の公共施設や店舗にフリーマガジンとして置いてもらい、読者を増やした結果、1年間で発行した雑誌は12冊、総発行部数は千部以上になりました。この学習を通して子どもたちは、「計画的に協力して書く力」を身につけるだけでなく、地域への愛着やコミュニケーション意欲を高めることもできました。<br />
私は昨年度末異動となりましたが、嬉しいことに、雑誌作りは後輩たちに受け継がれ、本年度も継続されているそうです。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
236:「思考し、表現する力」を高めるために― ヒメハルゼミの調査を通して ―
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=500#block250-500
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<div> 『あ!セミの抜け殻見つけたよ』と子どもたちの声が響く本校は、「思考し、表現する力」を高めるために、総合的な学習の時間を中心に研究をすすめています。<br />
学校前の八幡山が、国指定の天然記念物「ヒメハルゼミ」の生息の地であることから、毎年3年生によるヒメハルゼミの調査活動を続けています。今年度も、鶴枝ヒメハルゼミ保全協会の方や保護者の協力を得ながら、抜け殻の採取等を行い、それをもとに分布図を作成し、気温や湿度、天候との関係を調べたり、昨年度との比較をしたりしました。学習の途中、グループ内での中間発表を行い、意見交換をする中で、内容や方法についての修正を行い、最後に学習のまとめとして全体発表会を行いました。<br />
今後もこのような活動を通して、自分の考えを深め、伝える力を高めることのできる児童を育てていきたいと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
235:創作劇にチャレンジ
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=499#block250-499
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<div> 「自分たちで創る劇をやってみないか。」<br />
4年生全員、42人が協力して全てを自分たちで創りました。①スタートのテーマはこちらが出しグループごとに話し合い、動きをつけながら創る。②発表する。(台本は書かない。)③他のグループの良い所を見つけながら、自分たちの劇を創り直す。①~③をくり返すと、内容や動きが序々にわかりやすく、おもしろくなっていきます。それぞれが自分で言いたいせりふが出来上がっていきます。次に各グループのものを一つのストーリーにつなげていきます。<br />
総合の時間を20時間かけて少しずつ仕上げていく。創作劇のおもしろい所は、途中経過の中で子どもたちの様々な葛藤が出てくるところです。バラバラだった気持ちが一つの劇に仕上げようと序々にまとまってきます。それぞれが自分の役割も自覚してくる。題名も話し合って決めました。『不思議なぼうけん』。出来上がった劇を地域の人に見てもらおうと、ビラを作り直接声をかけにいきました。発表後の子どもたちはやりとげた満足感で笑顔いっぱいでした。 </div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
234:Let`s challenge English!
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=498#block250-498
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<div> 国際都市成田では特区の指定を受け、市内すべての小学校で1~6年生に英語を教科として指導しています。週に3回、学級担任とALTのTTで行い、歌や会話、ゲーム等を中心に英語での活動を楽しんでいます。<br />
今回、3年生の授業でFIVE LITTLE MONKEYSの絵本を使って、歌やチャンツ(一定のリズムに乗せて英語を口ずさむ学習法)を取り入れたプログラムを工夫してみました。絵本の魅力と歌やチャンツの効果により、子どもたちはもちろん、私たち教員も楽しく英語を学習することができました。特にチャンツは、リズムに合わせて身振りを入れながら英語を次々に練習していくうちに、教員も子どもも熱中してきて教室に一体感が生まれる程でした。<br />
小学校で英語というと、ついALTまかせになりがちですが、やはり学級担任の力は欠かせません。学級担任もすすんで英語を話して、一緒に英語の授業を作ってほしいと願っています。「英語嫌いを作らない」ためには、まず教員自身が英語に背を向けないことではないでしょうか。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
233:嚶鳴(おうめい)っ子のたくましく生きる力をめざして
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=497#block250-497
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<div> 2007年度、本校は、日本生活科・総合的学習教育学会の全国大会に協力校として参加しました。 研究の特徴として、「生きる力」の育成を目的とした「プロジェクトベース学習」を取り入れています。<br />
「よい子・できる子・元気な子」の嚶鳴っ子をめざし、生活科では「身につけたい力」を教員側が明確にもった上で、幅広い体験活動をさせ、そこで得られた「気づき」を大切に自らを高められるように支援していきます。また、総合的な学習の時間では、自分たちで「テーマ」を設定し、活動計画を立て、活動と「身につけたい力」との整合性をみながら「振り返り」をすることで自己評価能力を高めていきます。<br />
児童の意欲的な活動が、ただの活動に終わるのではなく、活動によってどのような生きる力になっていくのかを楽しみにしながら、実践しています。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
232:世代交流会~地域との連携~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=496#block250-496
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<div> 小金北中学校には、PTAの代わりに「小金北中学区教育コミュニティ会議」という組織があります。これは、1995年に発足したもので、学校・家庭・地域の三者が連携して生徒たちの健やかな成長と自立を支援する組織です。このコミュニティ会議が企画・運営している活動の一つとして、「世代交流会」があります。古流拳法・アーチェリー・アウトドアゴルフ・茶道・フラワーアレンジメント・ゴスペルなど約三十講座を開き、生徒たちに普段の学校生活では体験できない幅広い学習をする場として毎年秋に行われています。講師の先生は地域の方々で参加者は教職員・保護者・生徒・学区の小学生・地域の住民となっています。それぞれ自分の希望の講座に入り、いきいきと活動する姿が見られます。また、世代交流実行委員としてボランティア活動する生徒もいて、自主的に動いています。今後、ますます学校・家庭・地域が連携をとりながらよりよい教育活動をすすめることが必要だと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
231:「書く」力を高めることにチャレンジしています
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=495#block250-495
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<div> 本校では、昨年度より「自分の考えを持ち、相手にわかりやすく表現できる子どもの育成」をテーマとし、「書く」活動を通して研究をすすめています。「書く」時間の確保と題材の工夫、「書く」意欲を高める資料づくりや単元構成、「書く」機会の日常化の三つの視点から研究をすすめたことによって、子どもたち自身が自分の課題を捉え、「書く」活動に意欲的にとりくむ姿が見られてきています。今年度は、上述の三つの視点に加え、朝自習の時間帯に「あいうえおタイム」と称した「書く」ことの基礎的な技能を高める時間を設定しました。「書く」ことの基礎的な技能を、A語彙を増やすこと、B原稿用紙の使い方や文法に習熟すること、C正確に試写すること、の三つに分類し、学年の発達段階に応じて子どもたちが意欲的にとりくめる自作プリントを作成し、実施しています。これらのとりくみが子どもたちのより豊かな表現を引き出す土台になると考えています。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
230:みんなでやろう、なりきって動こう、表現運動
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=494#block250-494
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<div> 教員になって何年か経ち、いろいろ実践を積んできましたが、体育の表現運動を日頃から行っているかと考えると、運動会のダンスぐらいしか力を入れていない気がしていました。また、現代の子は表現力が乏しいので、表現する楽しさを教えようと思い、実践してみました。<br />
表現運動は運動の苦手な子も活躍させられる良さがあるので、体ほぐしを導入して、みんなで楽しむ雰囲気を作ることから始めました。さらに、準備運動にダンスの要素を取り入れて行うことで、子どもたちの気持ちが高まるようにしました。そして、本題の教材には「花火」「ポップコーン」などの変化が分かりやすいものを選びました。動きづくりには「新聞紙」「ビニール袋」など形や動きが多様に変化するものを使い、それになりきって動くことで子どもたちの表現力を身につけさせてみました。このような実践を行うことで体育だけでなく、他の教科での表現力にもつながっていくといいなと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
229:輝け東の子 ここは優しさ発信基地
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=493#block250-493
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<div> 本校では、どんな社会の変化にも対応していける「たくましさ」と、共に生きる「やさしさ」を兼ね備えた児童の育成をめざし、各学年のテーマに沿った生活科・総合的な学習の時間の研究にとりくんでいます。交流活動や体験活動を重視し、学んだことを家庭や地域に「発信」しているため、スピーチする力やプレゼンテーションする力が身につくようになりました。(昨年度の学年テーマは以下の通り。1学年「みんななかよし」、2学年「やさしさいっぱい」、3学年「大好き辰巳台」、4学年「みんながハッピー辰巳台」、5学年「生命ばんざい」、6学年「人や地球にやさしいボランティアをしよう」)<br />
今後は「発信」された内容から話し手の思いや考えを知り、話し手や自分以外の聞き手に、自分の考えや意見を投げかける「再発信」ができるような活動の充実を図り、自己表現力やコミュニケーション能力がさらに高められるよう研究をすすめていく計画です。 </div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
228:助け合える授業をめざして
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=492#block250-492
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<div> 本校の数学の授業では、教え合い学習に重点を置いています。毎時間練習問題を解き、終わった生徒には、教員が丸をつけます。正解した生徒は、まだ終わっていない生徒の所へ自主的に行き、生徒が生徒にヒントを与えたりしています。教えるのが友だちなので、「○○君、教えて~」と自ら手を挙げる姿も見られ、授業への参加意欲が高まっています。教える生徒も、途中式などを自分自身がしっかりと理解していないと教えることができないため、「自分の分からないところ」の確認にもなっています。中には、分かってもらえたときの喜びを感じている生徒もいます。<br />
また、苦手意識を持っている生徒ができたときには、必ず「できたじゃん」と誉めるようにしています。これからも、生徒が「分かった~」と喜びを感じることのできる授業づくりを工夫していきたいと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
227:地域の自然を見つめる理科学習
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=491#block250-491
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<div> 「夷隅はどこも理科室だ」と言われるほど豊かな自然に囲まれている夷隅では、小中学校の教職員で協力しながら地域の自然を教材化する学習が永きにわたり続けられています。私もその一員として恵まれた自然環境を教材として生かして、自然豊かな地域とふれあいながら、自然への見方・考え方を広げ、地域の自然のよさを実感し、大切にしたいという思いを育てたいと考えています。<br />
5年生の理科「流れる水のはたらき」の学習では、学校から徒歩で3分の海岸を教材として活用し、支流をつくって流れる水や土地の変化の様子を観察しました。児童は、支流の川岸の変化に気づき、水の流れや砂の積もり方に目を向けながら学習をしました。帰りには、ゴミを拾ったり、生き物を観察したりする児童もいて、きれいな海を残したいと話していました。これからも、地域の自然とふれあい、体験的な学習を通して、豊かな思いや情操を育み、自然をみつめ意欲的に学ぶ児童を育てていきたいと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
226:サーモテープを用いた導入実験
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=490#block250-490
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<div> 本校では、見通しをもって、主体的に問題解決していく理科学習」をテーマに理科の研究を進めています。今回は、第四学年の「もののあたたまり方を調べよう」の実践を紹介します。<br />
水の温まり方の導入場面で、どのように水が温まっていくのかを視覚でとらえられる工夫として、サーモテープを用いました。方法は、試験管の中にサーモテープを入れ、試験管に入れた水の真ん中あたりを熱します。金属棒の実験で熱せられたところから両方に熱が伝わったことで、児童の多くは、水の場合も同様に熱せられたところから上下に熱が伝わっていくと予想をしました。ところが、実際は上部の方から色が変化してきたことで児童の関心が高まりました。そして、児童が水の温まり方に興味をもち、最後まで主体的に問題解決を進めていく姿につながりました。<br />
今後も、テーマに迫れるよう、他の単元でも学習材の工夫などの研究を進めていきます。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
225:一人ひとりが頑張れる授業をめざして
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=489#block250-489
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<div> 本校では基礎学力の定着に重点を置いて日々の学習活動にとりくんでいます。その中でも全学年の数学と1・2年の英語は1つの学級を二つに分けて行う少人数指導を行っています。<br />
英語では、本人の希望や定期テストをもとにクラスを習熟度で分けて授業を行っていますが、成果は徐々に出てきていると思います。<br />
少人数で学ぶことで、授業への参加意識が高まり、どのクラスでも積極的にとりくむ姿が増えました。苦手意識の強い生徒も短時間の活動を多く取り入れ、「できた」「わかった」という経験を多く持たせることができ、学習意欲の持続につながってきています。<br />
また、発言や課題にとりくんだことをポイント化し自分がどのくらい積極的に授業に臨んだかわかるようになっています。時には友だちと競い合って頑張ることもあります。<br />
意欲的に努力する生徒たちが、しっかりと基礎力を身につけていけるように、これからも授業づくりを工夫していきたいと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
224:書くことによって育てる国語力
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=488#block250-488
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<div> 本校では読解・図書館・表現の三部会に分かれ「国語力の育成」を研究しています。その中で表現部会は、自分の思いや考えを進んで表現する子の育成にとりくんでいます。書く技能を高めるために、“書くことで育てる国語力年間指導計画”を作成し、書くことの日常化と系統的な指導を行っています。<br />
低学年の作文指導では、したことを順序よく書くことから始め、五感を使って場面の様子を豊かに書くこと、そしてその時々の自分の気持ちを書く練習を繰り返してきました。ねらいを明確にして書き続けることにより、書くことの楽しさも味わうことができるようになってきています。<br />
継続的に書くことにより、生活科や算数でも自分の学習を振り返ったり考えを書いたりすることが、短い時間で上手にできるようになってきています。今後も本校の“書くことで育てる国語力年間指導計画”に従って、書く意欲と技能を高める指導を繰り返して行きたいと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
223:事例を用いた学習(ケーススタディ)を取り入れた健康
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=487#block250-487
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<div> 健康教育を行う際に感じることは、学んだ知識や情報が、子どもたちの生活になかなか生かされないということです。それは、学び得た知識や情報を適切な判断や意思決定にどう活用していくかという具体的な手だてを十分に確立できていなかったことが、要因の一つと考えました。そこで、事例を用いた学習(ケーススタディ)を行うことが有効と考え、実践にとりくみました。<br />
授業「心の健康」では、自分にとっては親友の、当人同士は仲の悪い二人の友だちから同じタイミングで遊びに誘われて困るAさんという事例を設定し、どう対処するかロールプレイングを行いました。子どもたちは自分で演技したり友だちの演技を見たりする中で、心の発達の様子に気がつきました。また様々な対処の仕方とその理由を知ることで、自身が意思決定する際の材料を得る機会となりました。<br />
これからもよりよい健康教育のあり方を模索し、実践を進めていきたいと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
222:環境と地域について考える美術の授業
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=486#block250-486
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<div> 2002年度の県教研で提案してから少しずつ改善を加えながらも、「模型の家をつくる」授業実践を続けています。<br />
まずひとり70坪の百分の一サイズで段ボールの土地をつくります。<br />
次に、方角や道路、建ぺい率、高さなどの制限があることを知らせ、その範囲で家をつくることを考えさせます。材料はあらかじめ集めておいた石けんの箱など、すべて廃材を使わせます。CO2削減対策も条件にすると、太陽光発電、風力発電、植樹などのアイデアが出されました。また席順に住宅が並ぶので、となり同士で塀をつくったり、家の向きを工夫したりと、話し合いも必要となります。「池を一緒につくろう」とか、「あっ屋根がうちの敷地に侵入してる!」というような会話も出てきます。<br />
完成後、5クラス分の家を並べて見学会をします。<br />
「近所付き合いが大事だと思う」「公園や図書館も欲しい」「こんないろいろな家が並ぶ街に住んでみたい」といった感想が出ましたが、一番楽しんでいるのは私かもしれません。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
221:わくわくランチタイムだ!
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=485#block250-485
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<div> 学習するにも運動するにも、まずは丈夫な体が必要です。食に敏感な現代だからこそ、まずは「給食」という身近な食事を大切にしていきたいと私は思っています。<br />
私の学級の子どもたちはどんなメニューの時でも、ほとんど給食を残しません。完食したときの達成感やクラス全体として残飯が少ないことを誇りに感じている子どもも少なくありません。そこには栄養士の先生の協力が大きく影響しています。給食のときに栄養士の先生が教室にやって来ると、子どもたちの目が輝き出します。「骨が強くなるんだよ。」「風邪にかかりにくくなるんだよ。」といった具体的なアドバイスは子どもたちの箸をいっそう進めてくれます。また、子どもの声を大切にした新しい献立作りにも積極的にとりくんでくれるので子どもたちは皆、大喜びです。<br />
学級活動では『バランスのよい食事の大切さ』について話し合い、自分たちの食生活を見直しました。私の学級の元気の源は「完食パワー」なのです。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
220:電子黒板で楽しくわかる授業
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=484#block250-484
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<div> 電子黒板を授業で活用する一番の利点は教科書や写真などの資料をそのまま提示できることです。提示したものを自由自在に動かしたり、切り取ったり、黒板のようにペンで書き込みをすることもできます。また、子どもたちが使っている教科書をそのまま提示できるので教員の説明を短くすることもできます。<br />
タッチパネル式なので黒板と同じように教員は子どもの様子を見ながら授業することができます。教材は素材をスキャナーでパソコンに取り込み、切り取り張り付けするだけで短時間で作ることができます。<br />
算数の図表を提示する、社会科で写真や地図資料を提示する、パソコンの画像がそのまま提示できるので子どものプレゼンテーションにも活用しています。写真を提示しながら見ている人にわかりやすく発表することができます。楽しく、わかる授業をするためには教員がこのような最新の教具を積極的に活用することも必要だと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
219:「わかる、できる、身につく」をめざして
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=483#block250-483
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<div> 本校では、「わかる、できる、身につく」学習の在り方を追い求め、算数の研究にとりくんでいます。児童のつまずきを明らかにした上での授業改善が中心です。<br />
高学年では、中学校との連携を図り、「分数が理解できていない」と聞けば単位分数の考え方をより詳しく扱ったり、「座標がとれない」と聞けば、教具を活用してグラフのかき方を定着させたりと、中学校でのつまずきを意識した授業を展開し、中一ギャップの解消をねらっています。<br />
また、低・中学年では、①くり上がりやくり下がり②かけ算九九③四則の筆算等、上の学年でつまずかないように、寺子屋学習方式で、ひざを突き合わせてじっくり考えたり、具体物の操作と式を結びつけるためのワークシートを工夫したりしています。<br />
わかった、できたと喜ぶ子どもたちの笑顔が増え、我々教職員も意欲が向上しています。1月18日に授業を公開します。是非お越し下さい。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
218:楽しく学ぶ算数学習
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=482#block250-482
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<div> 授業の調査で「算数の勉強はよくわかるのに、算数が好きではない。」と答える児童が多く、驚きました。そこで、児童が教材に積極的に関われる、自分の思いや考えを素直に表現できるなど、結果に至るまでの過程を大切にした学習を通して、算数を楽しく学ばせたいと考えるようになりました。<br />
ここで紹介するものは、2年生「1000までの数」での実践です。日常生活と関わりが深く、数の仕組みに対する様々な考えが引き出せる教材・教具を活用してみました。お金の模型、位取り板、両替機などです。また、友だちと積極的に関わり合える場を意図的に設けました。一番印象に残っているのは、「一円玉つかみ取りゲーム」です。児童は自分の一円玉を、工夫しながら何度も夢中で数えていました。また、学習に集中できなかった児童も友だちに数え方のアドバイスをするなど、生き生きと学習できました。<br />
楽しく学べる工夫を、これからも考え、実践していきたいと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
217:JUST DO IT.~でんしょうあそびに挑戦しよう~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=481#block250-481
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<div> いきなり某スポーツメーカーのキャッチコピーを借用しましたが、私は、「まずはやってみよう」という気持ちを大切に授業を行っています。今回紹介するのは、体育科の現指導要領の一・二年生の内容の取扱いに「伝承遊び」が触れられていることを知り、二年生の学級で行った実践です。<br />
授業では、数ある伝承遊びの中から、竹馬・わっぱ回し・ゴム跳び・缶ぽっくり・まりつきの五つを時間を決めて、ローテーションで行いました。ゴム跳び以外は、運動の特性から一人遊びから始まりましたが、次第に友だちと競争するなど、用具や場の工夫を自分たちで行って楽しむようになりました。やってみるとわかりますが、これらの遊びを続けて行うと運動量も確保できます。<br />
この授業は他校であまり実践例を聞かないので、JUST DO IT.の精神で行いましたが、「楽しかった」「またやりたい」という声が子どもたちから多く聞こえ、私もやってよかったという感想を持ちました。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
216:ぱちぱち先生とお話ぽっけ~地域ボランティアの活用~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=480#block250-480
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<div> 「ねがいましては」のかけ声とともに3年生の朝が始まります。本校では、週2回始業前15分間そろばん学習を実施していています。そろばんを教えてくださるのは「ぱちぱち先生」こと、地域ボランティアの皆さんです。老人会の方々を中心に、熱心に指導をしてくださいます。読み上げ算を聞くことで集中力がついたり、そろばんの習熟によって計算力が向上したりとよいことばかり。これからが楽しみです。<br />
また、「お話ぽっけ」の方々による本の読み聞かせも行っています。地域や保護者のボランティアの皆さんで結成された「お話ぽっけ」は、朝の時間や昼休みを活用して、子どもたちに読書の楽しさを紹介してくださいます。加えて、本校では今年度から全校で朝読書を始めましたので、本に親しむ習慣がついてきたようで、図書館利用率がアップし、うれしいかぎりです。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
215:豊かな自然を再認識して―ホタル鑑賞会を通して―
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=479#block250-479
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<div> 子どもたちの生活が変わり、豊かな自然に恵まれながらも、親しむ機会は、昔と比べると減少の傾向にあります。<br />
そこで、本校では地域の自然に「触れる」「知る」「活用する」という総合学習の一つとしてホタル観賞会を実施しました。事前に行われた学習会では、夷隅郡市自然を守る会の大藪健さんを招いてホタルの生態や自然を守ることの大切さ・素晴らしさについて紹介していただきました。<br />
観賞会では水の清らかさを誇る山内地区東沢地域の川の畔で行いました。山一面に乱舞するホタルの姿に魅了され「きれいだね。」という感嘆の声が、あちらこちら漏れていました。また、子どもが、家族にゲンジボタルの光り方や幼虫の餌となるカワニナについて教える姿も印象的でした。<br />
今後、子どもたちの自らの手で地域の自然に触れ、守ろうとする心や態度が育ってほしいと願っています。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
214:郷土との共生
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=478#block250-478
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<div> 本校の学校教育目標である「自立と共生」の具現化を目指し7年前より総合的な学習の時間に「共生タイム」を実施しています。この時間は全校生徒93人が学年を越えて班を組み、週に2時間自分の課題を探求します。それぞれの生徒が①城下町だった地域の特性を生かした歴史の調査 ②保育所や老人介護施設への訪問 ③地域清掃や環境の調査 ④学校や地域の名所の紹介などを手がける地域自慢 ⑤自由課題のいずれかのコースに属し、コンピュータでの情報収集や郊外でのフィールドワークを行いながら、地域の人との交流を図り、郷土への関心や愛着を育てる機会を持っています。<br />
2学期には各コースで研究発表会、文化祭で地域発表、作品展示を行い、お互いの成果を共有しています。<br />
これらの活動を通じて、自分の課題を持つ大切さやそれを自力解決していく手段、地域の人との触れあいや研究した成果を発信・表現していく方法を生徒自身が体験し、自立への足がかりとさせたいと考えています。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
213:プロの力を学校現場に~読売新聞と連携した学校新聞作りを通して~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=477#block250-477
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<div> 2006年度、富浦小6年1組では、NPO法人企業教育研究会(理事長・千葉大学教育学部藤川 大祐准教授)と読売新聞社の記者と共に、言語技術(話す力、聞く力、読む力、書く力)を伸ばすこと、働くことについて学ぶことを目的に学校新聞作りにとりくみました。<br />
インタビュー・記事作り・見出し作りの基本を学んだ後、保護者や全校児童に対して、本校のよさや様々な行事や活動へのとりくみ状況を知ってもらうために、低・中・高学年部・特別活動部・対外部の五つの組織に分かれ、年間5回の学校新聞を発行しました。<br />
このような活動を通して、子どもたちは取材力の向上、読み手を意識した文章や見出し、レイアウトなどの表現力の向上を図ることができました。また、実際に記者として活動したことにより、働くことの意義について体験を通して考えることにもつながりました。<br />
今後もプロの力を教育に取り入れる活動を積極的にすすめていきたいと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
212:「書いてよかった!」の体験を大事に
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=476#block250-476
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<div> 本校では2年前から朝学習等の時間を利用してミニ作文活動にとりくんでいます。150字から200程度の独自の原稿用紙を作り、学年に応じた様々なテーマを毎回提示しながら、続けてきました。『次回の席替えの方法を提案しましょう。なぜその方法がよいのか理由も必ず示してください。』というように、書くことを通して、自分の身の回りのことを考えたり、振り返ったりする機会をつくるように心がけています。また、書かれた作品を子ども同士が互いに読み合う場も大事にしています。多くの仲間が納得し、指示した方法で実際に席替えを行うなど、「友だちが読んでくれた。」「書いたものが役に立った。」という体験、「書いてよかった。」という子どもたちの実感につながっています。<br />
子どもたち「書く力」を伸ばすために始めたミニ作文の試みですが、3年目を迎えた現在、より自由で楽しい表現の場を創造するために、さらなる工夫を重ねています。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
211:にんじゃしゅぎょうの十のたび
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=475#block250-475
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<div> 2年生を担任しています。今年度は体育の授業の中に、「サーキット」を取り入れました。「サーキット」の名前を「にんじゃしゅぎょう十のたび」と名付けました。一の旅の「ジャングルジム」では、二回、頂上まで上って、降ります。この練習は「けわしい山でのしゅぎょう」と名付けました。二の旅のうんていでは色々なやり方でわたります。この練習を「つり橋わたり」と名付けました。その他、鉄棒となわとびなど合計で十種類の練習をします。グループは生活班で、速い子は他の子を助け、みんなでなかよくとりくみます。<br />
この「しゅぎょう」で子どもたちは、とても意欲的にとりくみ、敏捷性や友だちを思いやる心など色々な力がついてきました。また鉄棒で「逆上がり」ができる子が多くなりました。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
210:毎日続ける「基礎基本の時間」
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=474#block250-474
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<div> 和名ヶ谷中学校の一日は、まず清掃からスタートします。次の1時間目が20分間の「基礎基本の時間」です。学力低下への対策として2年前から始めました。この時間は、全教職員が総出で指導にあたります。職員室には電話番の教員が残るだけです。今年度は、数学の計算・漢字練習・英単語の練習を中心にした年間計画を立て、この学習を通してコツコツ続けることの大切さを指導しています。誰もが「やればできる」という自信が持てるように教材の工夫をしているので、普段の授業では集中力の欠ける生徒も、この時間だけは黙々ととりくむ姿が見られます。また、定期的にテストを実施し、通知票で評価するため、これが励みになる生徒もいるようです。朝の落ち着いた20分間が、本校の大切な時間です。毎日続けることだけに、マンネリ化や息切れしないような工夫が今後の課題です。同じような実践をしている学校があれば、よいアイデアをお聞かせ願えないでしょうか。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
209:コミュニケーションの基礎を育てる
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=473#block250-473
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<div>私の分会では、地域の特性を生かし、生活科や総合的な学習の時間で「福祉・環境教育」を行っています。その中で、6年生はボランティア活動にとりくんできました。このボランティアは、「地域の方々との交流」を通してすすめてきました。<br />
交流を始めるにあたり必要不可欠となるのは、相手や場に応じた失礼のない言葉遣いや態度を身につけることです。そこで、次のような学習活動を行いました。<br />
児童4~5人のグループに支援者が1人入り、相手や場を即興で設定して交流の練習をしました。始めはなかなか言葉が出てきませんでしたが、次第に慣れてきて臨機応変に対応できるようになりました。<br />
この練習が生かされ、実際の交流では、お年寄りには耳元でゆっくり大きな声で話したり、小さい子にはわかりやすい言葉でやさしく語りかけたりする姿が見られました。<br />
今後も相手を思いやり、その状況に応じた接し方が大切であることを子どもたちに伝えていきたいと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
208:算数をもっと好きにしたい
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=472#block250-472
1
<div>
<div> 算数の授業で子どもたちが「考える楽しさを味わう」ことができるようにしたい。香取小を会場として放課後に仲間と集まり、算数大好き児童育成のために、「この学習のどの発問で子どもが考え始めるか」などと雑談も交えながら話し合っています。</div>
<div> 算数というと、学力問題でいつも取り上げられ、「できる」ようにしなければならないという思いが強くなってしまいます。でも、「考える楽しさ」がなければ算数の好きな子どもは多くならない。この思いを忘れないようにして、子どもたちとともに算数の授業をしています。</div>
<div> 香取小では、学校の研究として国語の「話す力・聞く力」を伸ばすことにとりくんでいます。そこで、考えを伝えたり、話し合ったりする活動を活発にしています。算数の授業でもこの力を伸ばそうととりくんでいます。そして、自分で考えたことを伝えたり、既習を大切にしてまとめたりする授業づくりに心がけています。</div>
</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
207:「ロボコン」の授業で得られるもの
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=471#block250-471
1
<div>
<div> 昨年から技術科で「ロボットの製作とロボットコンテスト」の授業を取り入れています。この題材は多くの点で今までの技術科の授業と違います。ひとつは、「失敗を活かせること」です。今までの技術科では、作品作りでいかに生徒に失敗をさせないかが重要でした。しかし、ロボコンでは試行錯誤し失敗を次に活かすことで良いマシンに仕上がっていきます。その中で得た知識は、人に教えられたものではなく自分で学びとったものであり、心に強く印象づけられます。</div>
<div> 次に、作品に生徒一人ひとりの発想が活かせることです。物づくりでは、決められた図面に沿って正確に作品を仕上げることが大切です。しかし、ロボコンは「課題に対する正解は1つではない」ので、マシンの形も人それぞれでバラエティーに富んでいます。マシンは決して「正確に仕上げられた」と言えないものも数多くありますが、一つ一つの部品には製作者の発想が詰まっています。その証拠に「なぜそのような工夫をしたの?」と尋ねると、自信を持って自分の工夫を話してくれます。それは、真の学びをしているからです。</div>
<div> そして何より、「ロボコンは楽しい」です。コンテスト前日まで生徒達は時間を忘れて製作に没頭します。また、コンテストの当日は教員も生徒も一緒になって一喜一憂します。試合直前で急にマシンが動かなくなり、大あわてで修理したり、オウンゴールをしてしまい大爆笑。また、逆転勝利して手を取り合って喜ぶ生徒や仲間を大声で応援する生徒、自分のマシンをペットのように散歩させる生徒など、生徒たちのいつもの授業では見られない様子がとても印象的でした。これからも、ロボコンの授業で生徒と楽しみながら学んでいきたいと考えています。</div>
</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
206:地域の貴重な財産を学校教育に
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=470#block250-470
1
<div>
<div>飯高地区は、日蓮宗の学問所である壇林が開かれたところです。現在も当時の総門・講堂・鼓楼・鐘楼などが残り、境内は熊野杉がうっそうと繁っています。</div>
<div>このような素晴らしい地区で生まれ、育っている子どもたちが、自分の地区を見つめ直し、ふるさとを思う心を育むことができればと考え、様々な学習活動を実践してきました。</div>
<div>「飯高壇林」での植樹活動や清掃活動は、その一つです。昨年の秋に開かれた壇林コンサートでは、お客様を会場に案内するボランティアにも携わりました。</div>
<div>高学年の子どもたちは、飯高壇林をテーマにした総合学習にもとりくんでいます。壇林の案内板や散策コースにある飯高神社の説明ボードの作製などの活動を行ってきました。</div>
<div>これからも、子どもたちが飯高地区の貴重な財産である自然と史跡を守ろうとする心と態度を育むことができるように実践を積み重ねていきたいと思っています。</div>
</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
205:個性を磨き、ぶつけよう!
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=469#block250-469
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<div><a href="http://www.chikyoso.jp/b.kyouiku/b_2_1.wakarujugyo/09.mht" target="_self">205:個性を磨き、ぶつけよう!</a></div>
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text/html
2017-07-05T00:00:00+09:00
204:「わかる」「できる」「楽しい算数の授業づくり
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=468#block250-468
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<div> 本校では、算数科において、「子どもたちに学びの楽しさを味わわせる授業づくり。」を研究しています。本校が考える「わかる」とは、学習における意味を理解することであり、「できる」とは、解決していく技能の習得であり、「楽しい」とは、自分たちの能力より少し高度な学習に対して、克服していく過程での学びの楽しさです。これに対し、今までの学習は、どちらかというと、「〇〇は、どうやればできるでしょう。」といった、技能面の習得が授業の中心でした。そこで、本研究では、一時間の流れを、問題把握・自力解決(一)として、異同弁別による教材の意味理解の学習を、問題把握・自力解決(二)として、技能を創造していく学習といった、二段階の構造にしています。この指導法により、子どもたちは、自力解決の中で全員が自分の考えをノートに記述できるようになりました。さらに、教師の細かな発問により、自力解決から比較検討において、困難を楽しく克服する姿がみられるようになってきました。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
203:平和を希求する 心を育む平和教育
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=467#block250-467
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<div> 千葉市支部青年部では、誰にでも手軽に平和教育にとりくんでもらおうと、プレゼンテーションソフトを使用して平和教育実践資料を作成しています。今年は「ぴーす2005『戦後六十年を迎えて~千葉市から平和を考える~』」を全分会に配布しました。</div>
<div> 私は七月の千葉市一斉平和教育週間にあわせて、「ぴーす2005」を使用して授業を行いました。コンピュータ室での授業ということで、児童の期待は高く、画面を食い入るように見ていました。また、クイズ形式の問題には特に興味を持ってとりくんでいました。</div>
<div> 児童は「千葉市が二度の大空襲を受けたことを初めて知った。」「2回目の空襲のとき129機もの戦闘機で1,204人もの人が怪我や死んでしまっていることには一番びっくりした。」などと初めて知った事実に驚きの声を上げ、「戦争していいことなんか一つもない。」「私が大人になって戦争が起きたら、他の人と協力して戦争を止めたい。」などと平和への思いを持つことができました。</div>
<div> すべての学級で平和教育が行われ、子どもたちの平和を願う心が育まれることを願っています。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
202:言葉を選んで俳句作り~季語調べから句会体験まで~
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=466#block250-466
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<div> ここ数年、3年生を受け持つ度に、修学旅行に絡めて俳句の学習をしています。</div>
<div> 言葉を学ぶことが国語学習の目的です。最近では、論理的思考に基づいた文章を読み、書くといった学習が重視されています。しかし、純粋に言葉のもつ美しさや、表現の豊かさを味わい、自ら表現するという学習も、必要だと考えました。</div>
<div> そこで、修学旅行を素材にした俳句作りにとりくませるようになりました。俳句作りに欠かせないのは、季語を知るということです。</div>
<div> 歳時記で季語を下調べすることで、日本の風土と先人の感性を充分に味わうことができます。旅行中のメモをもとに、俳句作りをし、でき上がったものの中で良い句を皆で選びます。作者は、最後に名のりますが、クラス全体が大変和やかな雰囲気になり、互いの句を素直に読み味わう空気が生まれます。</div>
<div> 句会とまではいきませんが、座の文学と言われる俳句の力で、言葉に対する意識を高められたらと、願っています。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
201:「生命」を大切にする児童に
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=465#block250-465
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<div> 「生命」を感じ、大切にすることのできる子どもになってほしい…そう願って、一年生の子どもたちに、身近な生き物との出会いの経験をさせています。</div>
<div> 入学して間もない頃、注意深く見ないと気づかないほど小さな、まだ黒い色のカイコを教室に持ちこみました。成長するにつれて、次第に見にくる子どもの数が増え、手にのせて遊ぶ子も出てきました。成長のはやさや、クワの葉しか食べないこと、脱皮をしたりさなぎに変身したりすることに驚き、感心していました。他に、数種類のチョウの幼虫も教室で飼育しました。このような生き物が苦手な子も、少しずつ興味を示すようになってきました。</div>
<div> 子どもたちは、生活科の学習でアサガオを栽培しています。一日で10cm程ものび、自分で支柱に巻きついていく生命力に、驚きの毎日です。</div>
<div> これからも、様々な動植物の「生命」にふれさせ、生命を大切にする心を育てていきたいと思います。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
200:みんなで力を合わせて
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=464#block250-464
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<div>レッツトライ!~一人ひとりが輝ける学級づくりをめざして~</div>
<div><a href="http://www.chikyoso.jp/b.kyouiku/b_2_1.wakarujugyo/03.mht" target="_self">200:みんなで力を合わせて レッツトライ!~一人ひとりが輝ける学級づくりをめざして</a></div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
199:バードウォッチングを通して環境教育を
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=463#block250-463
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<div> 新治小学校では、環境教育の一環として毎月一学年ごとに地域に出て行き、野鳥観察を行っています。この活動は、1996年度から始まり、今年で10年目になります。</div>
<div> 観察活動では、児童一人ひとりが、見つけた鳥をそれぞれのプリントにまとめ、それらを「見た鳥の一覧表」に記録しています。また、環境コーナーに野鳥の卵の模型を作って展示したり、野鳥についての説明をクイズ形式にしたりして掲示し、さらに野鳥に親しみをもって接することができるように工夫しています。</div>
<div> 児童は、バードウォッチングで鳥のさえずりに耳を傾け、実際に観察しながら鳥の特徴をつかんでいます。そして、姿や色の美しさに感動したり、その時に見られる鳥で季節を感じたりするなど貴重な体験をしています。また、この野鳥観察を通して、児童は、野鳥保護の大切さや新治を取り巻く自然環境についても、深く考えるようになりました。</div>
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2017-07-05T00:00:00+09:00
198:朝学習でナチュラルスタート
http://www.chikyoso.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=250/r_id=462#block250-462
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<div> 朝のナチュラルスタート』ということで、始業時間五分前になると、ベートーベンの「田園」の曲にのせ、放送室から “Good morning everyone. Today is Monday, May eighth. It’s a sunny day.” と英語の校内放送が流れます。最初はとまどっていた放送委員会の児童も今では流ちょうに放送しています。本校の国際理解教育の一つの実践です。</div>
<div> そして、八時を過ぎると校内が一斉に静まりかえります。『朝読書』の始まりです。朝の時間を落ち着いて過ごし、自然に学習に入っていけるようにと始めました。たった十五分の時間ですが、教職員も子どもも一緒に読むことで、本とのつながりをもち、読書の楽しみをそれぞれが実感できる貴重な時間になっています。</div>
<div> さらに、地域で活動する読み聞かせや語り、人形劇のボランティアのグループの皆さんが、学校へ来て児童を支援してくださいます。地域の皆さんに支えられている学校です。</div>
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